『サベージ・キラー』
SAVAGED(2013年アメリカ)
監督 マイケル・S・オヘダ
脚本 マイケル・S・オヘダ
出演 アマンダ・エイドリアン
ロドニー・ローランド
マーク・アンソニー・サミュエル
■ストーリー■
結婚まじかのろうあ者の若い女性ゾーイは、心配する婚約者に行く先々で写メを送りながら旅をしていた。ある田舎を通行中に、道路に出てきた人間を轢きそうになり、車を止めるのだった。道路に出てきたその人間は先住民狩りをしていた凶悪な兄妹たちから逃げていたのだった。
ゾーイは助けようとするが、凶悪な兄妹たちに追いつかれ、先住民は殺され、彼女も監禁され乱暴され殺されてしまうのだった。埋められた彼女を発見した先住民の呪術師により息を吹き返しそうになるが、兄妹たちの曽祖父の将軍に騙され殺された大酋長”赤い袖”も一緒に甦りそうになったために呪術を中止するのだった。
しかし、赤い袖はスキを見てゾーイの身体の中で甦ってしまうのだった。甦ったゾーイは復讐を始めるのだった。
■感想■
最近は古い(どちらかと言えば)作品ばかり、記事にしていましたが、今回から、またしばらく新しい作品を観たので記事にしていきます。
今回は『サベージ・キラー』
【ポルトファンタスティック国際映画祭】で作品賞ノミネートになった”リベンジ系アメリカの田舎は怖いよホラー”
その他の映画祭でも公式選考作品になったようです。
【シッチェスカタロニア国際映画祭】世界プレミア上映
【釜山国際映画祭】アジアプレミア上映
【ロジョサングレファンタスティック映画祭】公式選考
【スクリームフェストホラー映画祭】U.S.プレミア上映
【ノクターンマドリッド国際映画祭】観客賞受賞
【リーズ国際映画祭】公式選考
【ニューオーリーンズホラー映画祭】公式選考
【レイザーリールファンタスティク映画祭】公式選考
【ウィスラー映画祭】公式選考 等々
ところで、無念にギャングに殺された主人公がオカルト的な力で甦っちゃったら、もうどうしようも無いですよね!!
カラスの力で甦った『クロウ 飛翔伝説』(1994年)も、主人公が一方的にギャングを殺しまくりで今一、盛り上がらなかったですが、今作もヒロインが強すぎ!!
ゾンビ女の登場にビビる兄妹たちの描き方は良かったですが、バカなのか、ビビリ具合が弱すぎ!!
どう考えても霊の力で甦っているんだから、勝てるはずがないのに、普通に銃を用意して立ち向かう姿勢!!
想像通りの展開が待っています!!
1番盛り上がるのが、最初のバーでの戦闘シーンです。ヒロインが強すぎて、あとは勝って当然みたいなノリに…。
こういう作品の定番の展開ではありますが、でも、安心して観ていられるとか、観客が観たいと思っているものがその通りだとか、満足感は高いです!!こういうリベンジ系オカルトホラーが好きな映画ファンは必見!! 60点
サベージ・キラー [DVD] | |
アマンダ・エイドリアン,ロドニー・ローランド,ロニー・ジーン・ブレヴィンズ,リック・モラ,トム・アルダヴァニ | |
アメイジングD.C. |