『ダークショット』
RAW NERVE(1991年アメリカ)
監督 デヴィッド・A・プライアー
脚本 ローレンス・L・シメオン
デヴィッド・A・プライアー
ジェーソン・コールマン
出演 グレン・フォード
テッド・プライアー
ジャン=マイケル・ヴィンセント
サンダール・バーグマン
トレイシー・ローズ
ランドール”テックス”コッブ
■ストーリー■
世間では赤いハイヒールを履いた女性が連続して殺される事件が起きていた。殺し方は、被害者の女性の顔にショットガンを撃ち殺すという手口だった。
レーサーのジミー・クレイトンは、ある日、レース中に幻覚を見るのだった。レースの帰り道に通った遊園地のミラーハウスで起きた事件の幻覚ということに気づき、警察に行くが相手にされなかった。そんなジミーを見ていた記者のグロリアは、話を聞かせて欲しいと近づいてくるのだった。
■感想■
今日も相変わらず古い作品を記事に…。
新作はここ1か月くらい全然観ていないので、昔の作品を。
ジャン=マイケル・ヴィンセント、サンダール・バーグマン、トレイシー・ローズ、ランダール”テックス”コッブと、B級アクション映画ファンだったら、大喜びの豪華キャストのサスペンス・ミステリー映画。
主人公の犯人が殺しを行う現場の幻覚を見るレーサー役は、デヴィッド・A・プライアー監督の兄妹で、監督作の常連俳優のテッド・プライアー。
殺人現場の幻覚を見るレーサー役は、てっきり、ジャン=マイケル・ヴィンセントだと思ったら、彼は刑事役でした。しかも、警部補役。スーツ姿が全然似合わない!!
筋肉質の体系のせいなのか、今まで出演した役のイメージのせいなのか、やっぱりジャン=マイケル・ヴィンセントにはラフなかっこうが似合います!!
殺人現場の幻影を見る主人公を描く、超能力系主人公の活躍する作品と思いきや、B級作品には似つかわしくない、正統派のミステリーでした。
「まさか、そんなオチ??」
あまりにも正統派の展開に全然、途中、気がつきませんでした。
まぁ、途中からミスリードのように犯人が示されるので、てっきり信じちゃいました。B級アクション系ミステリーと思ったら、正統派のミステリー。
ちょっと、ビックリでした。
でも、面白いかどうかは別なんで、今作を観る人は、あまり期待しないで下さい。
正統派とか言って、ほめてますが、それは全然期待していなかったからで、明らかにオカシなところもあるので、要注意!!
主人公の妹ジーナが犯人に襲われるシーン、あれは物理的に犯人にできないはず!!
まぁ、そんなコト考えなかったんでしょうねぇ。あまり深く考えずに、1980年代の2時間サスペンスでも観るつもりで観れば、楽しく観れるはず!! 40点
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