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『ゴースト・ストーリー』

2021-04-11 16:29:16 | ホラー/オカルト

ゴースト・ストーリー
GHOST STORY(1981年アメリカ)
 監督:ジョン・アービン
 脚本:ローレンス・D・コーエン
 原作:ピーター・ストラウブ(「ゴーストストーリー」(ハヤカワ文庫))
 撮影:ジャック・カーディフ
 出演:フレッド・アステア
    メルビン・ダグラス
    ジョン・ハウスマン
    クレイグ・ワッソン
    ダグラス・フェアバンクス・jr
    パトリシア・ニール

 ■ストーリー■
 ドン・ワンダリーは、ニューヨークにいる兄がビルから落っこちて死んだことを知り故郷ニューイングランドのミルバーンの町へ帰ってくる。しかし、その矢先、父親のエドワードも橋から落っこちて死んでしまうのだった。父親の死に疑問を持ったドンは調査を始める。調査の中で、父親たち4名の老人たちのチャウダー会という集まりに何かがあるのではと疑うのだった。

 ■感想■
 ホラー作家のピーター・ストラウブ原作「ゴースト・ストーリー」(ハヤカワ文庫)を映画化したホラー映画。
 復刻シネマライブラリーでブルーレイとDVDが2021年3月26日に発売になったので記事にします。
 
 この記事は、2007年12月20日の記事の一部を修正、加筆して記事にしています。

 

 監督は『戦争の犬たち』(1980年)、『ゴリラ』(1986年)、『フォース・エンジェル』(2001年)のジョン・アービン。
 脚本は『キャリー』(1976年)、『IT』(1990年)のローレンス・D・コーエン。

 西洋では、(って言っても最近では日本でもですけど、)幽霊談がメジャーでないからなのか、今作のストーリーは、ホントに単純な幽霊物なだけです。でも、しっかりとした原作があるので、ちゃんとしたホラー作品になってます。
 ぐいぐいと引き込まれるような脚本と、ジョン・アービンの手堅い演出と、ディック・スミスの特殊メイクで、すごく楽しめる作品になってます。

 単純なストーリーの映画なのに、こんな面白いホラー映画になるなんて!
 
 ピーター・ストラウブの原作は、ハヤカワ文庫で上下巻ですごいヴォリュームなんですけど、未読なんで良くわからないですけど、かなりコンパクトにまとまってますね!
   
 原作を読んでないので、良くわからないですけど、なぜ50年も経ってから、エバって出てきたんでしょうか??
 老人たちの力が人間として弱くなってきたからなんですか??

 もっと前に出現しても良かったのでは??原作では、そのあたり詳しく書いてあるんでしょうか??
 
 それに、主人公のドンのお兄さんなんて、何にも知らなくて死んでるんですもんね!
 それって、復讐になってますか??
 周りの人間に恐怖は与えてますけど、、、。幽霊の考えることは分からないです!


 あと、ストーリー的にいって、主人公のクレイグ・ワッソンって、勘が良すぎ!事件が起きたらすぐに「幽霊の仕業だ!」なんて!

 いくらなんでも、この考えはおかしい!
 これって、なんでもかんでも、モンスターや吸血鬼や狼男のせいにしちゃう(←実際、モンスターのせいなんですが)TVシリーズ「事件記者コルチャック」の主人公コルチャックか!って感じ。

 

原作はハヤカワ文庫から出版されていました。上下巻のヴォリューム。

 

 

コメント
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