『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』
IL RAGAZZO INVISIBILE(2014年イタリア、フランス)
監督:ガブリエレ・サルヴァトレス
脚本:アレッサンドロ・ファブリ
ルドヴィカ・ランポルディ
ステファノ・サルド
出演:ルドヴィコ・ジラルデッロ
ヴァレリア・ゴリノ
ファブリイツィオ・ベンティヴォリオ
ノア・ザッタ
フリスト・ジフコフ
■ストーリー■
ヒーローに憧れる少年ミケーレは、イヴァンやブランドに学校でいじめられていて、ある日、トイレに閉じ込められるが窓から逃げ出すのだった。翌朝、ミケーレは自分が透明になっていることに気づくのだった。そんなとき、子どもたちがさらわれる事件が起きていて、ミケーレが好きなステラもさらわれそうになるのだが救うことができなかった。そんなときテレパシーを持つ目の不自由な男が近づいてきて、自分はミケーレの父親だと名乗るのだった。そして、”ディヴィジョン”という組織が超能力のある子どもたち”スペシャル”を誘拐し、兵器として利用しようと企んでいると伝えるのだった。ミケーレは子どもたちを救おうとするのだった、、。
■感想■
透明人間になる能力を持った少年を描くイタリアのSci-Fi映画。
総製作費800万ユーロの大作。
今回、この記事は記憶を頼りに書いているので、ストーリーは少しだけあやふやかも??
ファミリー向け作品の記事では今作のことをちょこちょこと書いていたんですが、今作は記事にしていませんでした、、。
すごーく面白いです!!
100点!!
数多くの映画祭で賞を受賞したり、ノミネートしたりしました!!
【ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 】2015年イタリア
最優秀視覚効果賞、メイクアップ賞 受賞
最優秀助演女優賞、最優秀助演男優賞、製作者賞、撮影賞、音楽賞、主題歌賞、メイクアップ賞、音響賞 ノミネート
【ヨーロッパ映画賞】2015年
ヤング観客賞受賞
【イタリア国映画ジャーナリストシンジケート賞】2015年
オリジナル脚本賞、シルバーリボン賞 受賞
製作者賞、プロダクションデザイン賞、撮影賞 ノミネート
【ミンスク国際映画祭】2015年
子どもと若者フィルム・コンペティション・アワード賞(子ども作品賞、助演アダルト俳優賞) 受賞
【シアトル国際フィルムフェスティバル】2015年
未来の波ユース審査員賞 ノミネート
最初は超能力で、更衣室に忍び込むみたいなコトやったりしていますが、いつのまにか超能力を持つ可能性をある子どもたちを兵器にしようとする組織が出てきたりして、ちゃんとヒーロー映画の王道の展開に!!
この『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』って、タイトルで観ようと思っているこういうジュヴナイル系マジメSci-Fi映画ファンが見逃して気が、、、。スクワッドってどういうこと??
基本的に主人公はチームも組んでないしね、、、。
今作がリリースされる(2016年11月4日)のちょっと前に『スーサイド・スクワッド』(2016年)が公開されたからなんでしょうけど、、こんな便乗タイトルつけないでも十分面白い作品なので、違うタイトルでも良かったのでは??
”インビジブルボーイ”とか”インビジブルギャルソン”とか、、、って、全然思いつかない、、。
外国版タイトルそのまんまです(笑)
ちなみに、国際英語版タイトルや、アメリカ、イギリスでのタイトルが”Invisible boy”で,フランスが"Le garcon invisible”です。
タイトルつけるのって、けっこう大変ですね、、。
ところで、イタリアとフランス!なんで、こんな面白い子ども向けの映画を作れちゃうんでしょう??
ジュヴナイル的な作品に800万ユーロの製作費!!
とかほめてますが、自分も観た映画のベスト10に入れてませんでした!
自分が観た記録のノートを調べたら2017年に観ていたのに、、、。
最初は、子ども向けだし、、、期待もしていなかったんですが、イタリア映画だから観なくちゃと思って観たら、あまりの面白さに思わず画面に引き込まれちゃいました!!
続編ありきみたいな終わり方がきになっちゃいますが、こんな風に終わったら続きがきになっちゃいますよーーー。
って、続編の記事は次回に、、、。