『DOOM ドゥーム』
DOOM(2005年アメリカ)
監督:アンジェイ・バートコウィアク
脚本:デヴィッド・キャラハム
ウェズリー・ストリック
原案:デヴィッド・キャラハム
出演:カール・アーバン
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)
ロザムンド・パイク
ラズ・アドティ
イアン・ヒューズ
■ストーリー■
2026年、ネバダ州の砂漠で考古学者が火星の古代都市へと続く入り口を発見した。その入り口は“アーク”と名づけられた。しかし、20年経っても、なぜアークが作られたのか、火星の住人がどうなったのか解明されていなかった。
火星にあるUACのオルドゥヴァイの秘密研究所から救助の依頼が来る。被験者が脱走、研究所を封鎖したとの通信のあとカーマック博士の研究所との連絡が途絶えてしまった。海兵隊の特殊部隊RRTSは、危険を排除し市民を保護しUACの財産を奪回するため火星へ飛ぶのだった、、、。
■感想■
『DOOMドゥーム アナイアレーション』(2019年)の記事を書くので、かつての記事(2006年8月18日)を加筆修正しています!!かつての記事の修正版ですいません、、、。
FPS(ファーストパーソンシューター)のビデオゲーム「DOOM3」の映画化作品。
ドウェイン・ジョンソンが海兵隊の隊長役で出演してるんで、てっきり、ザ・ロックVSエイリアンみたいな作品だと勝手に想像していたんですけど、、、すこーし違ってました。
ハリウッド作品も素直じゃないですネ!
ちなみに、今作って、本国アメリカでも、ドゥエイン・ジョンソン主演って宣伝されたんでしょうか??
もう、ドゥエイン・ジョンソン出演っていうだけで、勝手にアーノルド・シュワルツェネッガーが怪物と戦う『プレデター』(1987年)みたいな作品を想像しちゃいました。
そう思っていたら『エグゼクティブ・デシジョン』(1996年)でした、、、。わかりにくいですか??
ゲームの映画化作品だし、屈強なスーパーマンのドゥエイン・ジョンソンがモンスターをバンバン撃って退治していくのをポップコーンでも食べながら観るのにちょうど良い作品なんだろうなぁ~。とか思っていたのに!
観ているうちに気づくことに、、。
「あれ、主人公は、ザ・ロック演じる軍曹じゃなくて、カール・アーバン演じるリーパーだった、、、」
ザ・ロックも後半の最後の方までは、一応、ヒーローっぽいんですが、、。
ブルーレイのパッケージでもドゥエイン・ジョンソンがメインに、、。
こういう観客をダマすようなミスディレクションって“好き”ですよ!
でも、今作の敵って、エイリアンじゃないし後味悪いです!
ザ・ロック率いる特殊部隊も非情だし、エンターテイメント映画なのに変にリアルで、、、。シューティングゲームの映画化作品なんだから、もう少しノーテンキなアクション映画だと思ってました。原作になったゲームの知識がなくて、すいません、、。
Sci-Fiというよりホラーって感じなんですかね??原作のゲームでは地獄の門を開いてしまうのが、今作の場合は科学的に生み出された怪物が登場します!!
あと、火星の研究所が舞台のせいか、画面が暗いです!暗すぎ!、何が起きてるのかわからないです!
暗すぎ!暗すぎ!
低予算のSF映画だったら誤魔化すために暗くしてもしょうがないですけど、制作費6,000万ドルの大作なんだから、もう少し明かるい画面で、やって欲しかったかも??
ビデオゲームの映画化なので、ファンに気をつかったのか、クライマックスで1人称のシューティングシーンが用意されています。
Sci-Fiアクション映画ファンなら、楽しく観れるはず!!