『バイドーン 真夜中の来訪者』
BY DAWN(2019年アメリカ)
監督:セバスティアン・ベイジル
マイケル・ガルヴァン
脚本:セバスティアン・ベイジル
出演:ジェイソン・カウフマン
タラ・ウェストウッド
ダナ・メラニー
ダニエル・コルヴァン
ナラダ・キャンベル
■ストーリー■
ニューヨークに住む元海兵隊のケネス・ペックはイラクで敵に捕らわれて拷問をうけPTSDに陥っていた。帰国後は妻キャスリーンと3人の子どもと生活していた。長女のカイリーは彼氏ライアンを部屋に連れ込みイチャイチャ。
翌朝、空に謎の黒い雲が大都市を覆っていた。TVのニュース番組では、NASAの専門家が、黒い雲は正体はDIDと呼ばれるエイリアンの乗り物で、明日までには対処するので、市民は戸締りをして家にいるようにと伝えるのだった。
□■□ネタバレあり□■□
■感想■
家の中だけで描かれる侵略Sci-Fi映画、、、。と思っていたら
な、な、なんと、禁断の夢オチ!!
夢ではなく幻覚ですが、、、。
ランニングタイム81分と短めの作品だからと言って、幻覚オチなんて、、。
許されないのでは??
主人公の周りで奇妙なことが起きるけど、実は主人公は死んでましたオチ。
主人公は身に覚えがないのに、みんながやったという双子だったオチ。
実は夢でしたの夢オチ。
もう、この3つ、本当にやめて!!
やめてー。
本当にやめてー。
夢オチ系でも、ウンベルト・レンツィ監督のゾンビ映画『ナイトメア・シティ』(1980年)とか、ブライアン・デ・パルマ監督のサスペンス映画『ファムファタール』(2002年)くらい面白かったら全然OKですけど、中途半端な作品の夢オチ、、やめて、、。
捕虜になったときのことでPTSDを抱える主人公が、娘が海兵隊に入ると言うことを反対する家族のドラマとか、丁寧に描いているのに、実は幻覚でした、、なんて。
幻覚だから良いんですけど、エイリアンが家までやってきて、決戦だとか言ってショットガン数発撃ったらあきらめちゃうって、、、。
当たったかどうかもわからない、、超低予算映画、、。
制作費知りたいです。
ロケは誰かの家としても、俳優のギャラがあるので、100万ドルはかかっているんでしょうか??
81分なのに、すごーく疲れちゃいました、、。
■日本語吹替キャスト■
ケネス :木内 太郎 キャスリーン:木村 陽子
カイリー :末崎 文子 ライアン :藤井 雄基
ジマーマン博士:佐田 直啓 キース :永井 太郎
ケイティ :結瀬 あやの ケラン :伊津美 志の