『CUB 戦慄のサマーキャンプ』
WELP(2014年ベルギー)
監督:ヨナス・フーファルツ
脚本:ヨナス・フーファルツ
ルール・モンデラールス
出演:モーリス・ライテン
エヴェリン・ボスマンス
ギル・エルケラールト
■ストーリー■
カブスカウトはキャンプ場へと向かうが、そのキャンプ場はカイという狼人間がいてつい先日もカップルが行方不明になった場所だった。予定していたキャンプ場に着くが、マルクとヴァンサンという若者2人組がゴーカートで遊んでいてどこうとせずやむなく奥へと進むことに。
キャンプを設営していると、巡査フランジュがやってきて、この場所でキャンプは許可していないと言ってくるのだった。ゴーカートの若者がいてキャンプ予定地が使えないことを伝えると、この場所は、バス会社が倒産して以来使われていない土地で、バス会社に勤めていた人間が死んだ場所だが、それでも良ければと許可するのだった。
一方、林の中でサムは木のマスクを被った少年に遭遇し、カイがいたと言うのだが、誰にも信じてもらえないのだった。その夜、キャンプに何者かが潜入し物色した形跡が残っていた。犬のゾルタンが吠えなかったので、カブスカウトの誰かが物色したのではないかと疑われるのだが、、、。
■感想■
カブスカウトの少年たちが襲われるベルギーのホラー映画。
実は、最近まで今作のコト全然知りませんでした、、、。
ランニングタイム84分とすごく短めなので、あっという間に観れちゃいます。
監督のヨナス・フーファルツは、今作のあと短編ビデオを撮っているみたいで長編映画は撮っていないみたいです。
数多くの映画祭で、受賞やノミネートされました。
【シッチェス・カタロニア国際映画祭】2014年
監督賞、正式ファンタスティックセレクション作品賞 受賞
【ナッシュヴィル映画祭】2015年
グレイヴヤードシフトコンペティション賞 ノミネート
【ブラッドガッツUKホラー・アワード】2015年
最優秀外国語映画賞 ノミネート
【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2016年
最優秀外国語映画賞 ノミネート
【ファンタスティック・シネマフェスティバル】2015年
ポスターデザイン賞、編集賞、長編作品賞 受賞
【オステンド映画祭】(2015年)ベルギー
美術賞、メイクアップ賞 受賞
助演男優賞、音楽賞、新人賞(モーリス・ライテン) ノミネート
ホラー映画的には、ピタゴラスイッチが特長みたいな作品で、あとはスラッシャー映画的には普通の展開です!!
少なくとも中盤までは!!
しかし、中盤すぎて後半にかけて、ベルギー映画すごすぎな展開に!!(驚)
子どもでも犬でも、容赦なく殺すベルギー映画、、。
怖すぎです!!
後味も悪いし、、。
でも、突っ込みどころも!!
まず、あの誰も来ないような林で何人も犠牲者がいるのはなんで??
殺人鬼の親父は、ヤケドで死んじゃうはずなのに、ピンピンしてるし、、。ジェイソンや、マイケル・マイヤースじゃないんだから、あのヤケドだったら、すぐに病院に行かないと、、。
ピタゴラスイッチも、来るか来ないか分からないのに、地道にいくつも林の中に作っていたんでしょうか??
巡査が行方不明になっても警察は捜査とかしないんでしょうか??
警官がいなくなったら、アメリカだったら、大騒ぎの事件になってるはず!!
あと、サムの友達2人は??スカーフがあったので、メガネの少年は殺されたってことなんでしょうか??