@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『バース/リバース』 科学は発展する??

2025-01-24 11:45:50 | ドラマ

バース/リバース
BIRTH REBIRTH(2023年)
 監督:ローラ・モス
 脚本:ローラ・モス
    ブレンダン・J・オブライエン
 出演:マリン・アイルランド
    ジュディ・レイエス
    A・J・リスター

 
 ■ストーリー■
 病院の病理部で働くローズは死んだ人間を生き返らせる研究を秘かに行っていた。研究のためローズは見ず知らずのバーにいた男から精子を入手し人工的に妊娠しようとしていた。ある日、自分の身体の組織と一致する少女リラの遺体がが運ばれてくる。ローズは自宅にリラの遺体を持ち帰り蘇生させるのだった。しかし、リラの遺体が無くなったコトに気がついた母親セリアが担当したローズの家を突き止め家にやってくるのだった、、。ローズは逃げられなくなり、部屋に入れリラを生き返らせる実験を行っていることを明かすのだった、、。

 ■感想■
 生き返らせる研究を行う女性医師と、生き返ろうとしている少女の母親の交流を描くホラー系ドラマ。
 実際は、呼吸したり反応しているので、母親セリアが見つけたときは生き返ってるんですが。

 今作は、2024年の【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】で”初めての長編作品賞”にノミネートされました。
 
 その他の映画祭などでも賞にノミネートされたり、受賞しています。
 いくつかあげると、、、でも、映画祭の名前は自分で訳しているので間違っていたらすいません、、
 【サイドウォーク映画祭】2023年
   優秀ナレイティブ賞  受賞
 【アメリカ・キャスティング・ソサイエティ】2024年
   キャスティング賞(低予算長編、コメディ、ドラマ) ノミネート
 【映画インデペンデント・スピリット・アワード】2024年
   someone to Watch賞             ノミネート 
    (someone to Watchを日本語でうまく表現できませんでした、、)
   脚本賞                   ノミネート
   パフォーマンス先導賞(ジュディ・レイエス) ノミネート
 【ファンタジー・フィルムフェスト】2023年
   観客賞                   ノミネート
 【ボストン・インデペンデント映画祭】2023年
   観客賞                   受賞

 色んな賞にノミネートされていたんで、期待しちゃったんですが、ホラー風の普通のドラマでした。
 ランニングタイム99分ということで、ちょうど良い長さのはずなんですが、、少しだけテンポが、、。
 10分くらい短い方が良かったかも??

 少女を生き返らせる前に、実験で生き返ったブタがいたので、このブタが何かの伏線になっているのかな??みたいに思ったんですが、、そういう重要な要素でもなかったみたいです。
 『まごころを君に』(1968年)のアルジャーノンみたいな感じで、、。
 生き返った少女は凶暴で、関係な人、退場させまくりのスプラッター映画風の作品なのかな??と思ったら、そんなことは一切なかった超マジメな作品でした、、。
 でも、退場させられちゃう登場人物いたりして、、かなり気分が滅入る作品でした、、。
 マジメなドラマは苦手なんですよねーー、。

 ホラー映画ならどんな作品でも観るという熱狂的なホラー映画ファンや、マジメなホラー映画が好きな映画ファンにはオススメかも??
 
  自分的には、ティーンたちが謎の人物に襲われるスラッシャー映画や、ゾンビ映画の方が軽い気持ちで観れて好きです、。

 雰囲気的には1970年代や1980年代の低予算ホラー映画風の感じがプンプンしちゃうんですが、そう感じたのは自分だけ??
 
 今作の主人公のローズはマッドサイエンティストですね、、。
 でも、ローズの行動を否定しちゃうと、、「科学はこうやって発展していくんだッ!」って、『フランケンシュタイン 恐怖の生体実験』(1969年)のフランケンシュタイン博士に怒られちゃいますね!!
 
 どこかで読んだ記憶があるのですが、『フランケンシュタイン 恐怖の生体実験』は、『吸血鬼ドラキュラ』(1958年)と並んで、テレンス・フィッシャー監督が自分で監督した作品で最も好きな作品だそうです!

 
 『フランケンシュタイン 恐怖の生体実験』でのフランケンシュタイン博士がヒロインのヴェロニカ・カールソン演じるアンナを襲うシーンですが、テレンス・フィッシャー監督とピーター・カッシングは必要ないと主張したのに、エロシックなシーンが必要とのことで撮影されたそうです。
 そんなことって、ハマー・プロでのテレンス・フィッシャー監督でも言われちゃうんですね、、。主演のピーター・カッシングも主張したのに、、。
 
 そんなテレンス・フィッシャー監督とピーター・カッシングが必要ないと主張したのに撮られたシーンは、アメリカ公開版ではカットされたそうです、、。
 『フランケンシュタイン 恐怖の生体実験』のフランケンシュタイン博士は、かなり、ハマーのフランケンシュタイン博士のシリーズの1作目の『フランケンシュタインの逆襲』(1957年)のときのようなキャラクターに戻ったような作品でしたけど、、さすがにおかしいシーンですよね、、。



 ホラー映画度       ★★
 ドラマ度         ★★★
 マッドサイエンティスト度 ★★★

 

ハマーのフランケンシュタイン博士シリーズ5作目

初回限定のBOX

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『TIME タイム』 吹替新緑版... | トップ | 『人間爆弾 立ち止まったら、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ドラマ」カテゴリの最新記事