『アナーキー』
CYMBELINE(2014年アメリカ)
監督 マイケル・アルメレイダ
脚本 マイケル・アルメレイダ
原作 ウィリアム・シェークスピア
出演 エド・ハリス
ペン・バッジリー
イーサン・ホーク
ミラ・ヨヴォヴィッチ
ジョン・レグイザモ
ダコタ・ジョンソン
■ストーリー■
ギャングのボス、シンベリンは、娘のイノジェンがポステュマスと結婚したことに激怒する。後妻クイーンの息子クロートンと結婚させようと思っていたからだった。シンベリンは、ポステュマスを追い出してしまうのだった。また、シンベリンは警察と良好な関係を築いていたが、クイーンの影響でワイロをやめ、全面抗争に突入するのだった。
■感想■
ウィリアム・シェークスピアの「シンベリン」の舞台を現代にして、ギャングと警察に置き換え映画化した犯罪物。
「え~ッ、ムリムリ!!」
設定に無理がありすぎ!!
現代に置き換えるのでなく、いっそ、未来の宇宙にでもしてSF映画にすれば良かったのに。
警察とギャングが殺し合いしてたのに、最後は何事もなかったかのように解決って、ありえない!!
監督&脚本のマイケル・アルメレイダは、基本的に犯罪物とか全然興味がない人なんでしょうねぇ。シェークスピアを現代に置き換えて、自分てすごいでしょみたいな…。
現代に舞台に置き換えて何がしたかったんでしょう??
その他にも、違和感ありまくりな設定の登場人物たちが出てきて、なんか置いてけぼり感たっぷり状態でした。シンベリンが息子たちのことを忘れているとか、今の時代にありえないでしょう。
ほとんど、B級アクションをはるかに超えてC級クラスの作品になってます。
なのに、やたら豪華な出演者たち!!
エド・ハリス!
イーサン・ホーク!
ミラ・ヨヴォヴィッチ!
ジョン・レグイザモ!
みんな、こういう作品に出演したかったんでしょうか?? 0点
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