『ブルー・ストーリー』
BLUE STORY(2019年イギリス)
監督:ラップマン(アンドリュー・オンウボル)
脚本:ラップマン(アンドリュー・オンウボル)
出演:スティーヴン・オドゥボラ
マイケル・ウォード
カリ・ベスト
■ストーリー■
ロンドンの南部、ペッカムの地区の高校に通うティミーはマルコと知り合い親友となる。ティミーはデトフォード地区から通っていたが、デトフォードのギャング”ゲットー”とペッカムのギャング”ペッカム”は抗争を繰り返していた。2人はギャングとは関係ない生活をおくっていたが、マルコの兄スィッチャーは”ペッカム”のリーダーだった。
□■□ネタバレしてます□■□
■感想■
2人の親友の若者がギャング同士の争いに巻き込まれて、敵味方になり最後は悲劇に見舞われる青春ギャング映画。
イギリスのミュージシャン、ラップマンが監督&脚本しています。ラップマンは、名前の通りラッパーのようです、、音楽弱いので全然知りませんでした。
今作が上映されたときイギリスのバーミンガムの映画館に大勢のギャングが集まり上映禁止になった作品です。ギャング映画上映したら、集まっちゃったんですね。
こういう作品を観ると、自分たちのような若者が描かれているということで、映画館に大勢集まちゃったんでしょうか??映画的には普通の青春物です。珍しいのは、映画の舞台がアメリカでなくイギリスのロンドンだというところ。
ロンドン、怖いですねー。ドルフ・ラングレンや、デイヴ・バウティスタやスティーヴ・オースティンとかでないとバスにも乗れないです、、、。
自分は、こういう青春物って苦手なんですよね、、、。
あまり好きなジャンルの作品でなかったですが、ランニングタイムが91分と短めなので、普通に観れました。
苦手な自分が普通に観れたっていうことは、こういうジャンルの作品が好きな映画ファンにとっては、かなり面白いのかも??
どこかで観たコトあるようなストーリーが展開していきますが、今作はあくまでも展開はリアル!
どこかで観たって、アメリカ映画でって意味です。イギリス映画では観た記憶ないです。
恋人が死んだり、主人公もあっさり死んだり、映画的にはどうなの??って思いますけど、、、エンターテイメント作品らしさはなく、あくまでも展開は普通、ごく日常(ギャングの若者たちにとって)が描かれていきます。
ちょっとしたお互いの勘違いとギャング同士の抗争から、ティミーとマルコは仲違いして悲劇に突き進んでいきます。
舞台がアメリカでないので、拳銃があまりでてきません。
これがアメリカだったら、すぐにギャング同士の銃撃戦になって、警察もすぐに出動ってところなんでしょうが、、。
青春物が好きな映画ファンや、こういうギャングものを余り観たことない映画ファンは観てみても良いかもしれないです。
青春度 ★★★★
リアル度 ★★★★★
エンタメ度 ★★
今作はソフト化はされていないので配信で観るしかないようです。
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