『ピラニア』
PIRANHA 3D(2010年アメリカ)
監督 アレクサンドル・アジャ
脚本 ピーター・ゴールドフィンガー
ジョッシュ・ストールバーグ
出演 エリザベス・シュー
スティーヴン・R・マックイーン
アダム・スコット
ジェリー・オコンネル
ヴィング・レイムス
ジェシカ・ゾー
リチャード・ドレイファス
■ストーリー■
ヴィクトリア湖では、サマーシーズンをむかえ、観光客や地元の若者でにぎわっていた。そんなとき、保安官のジュリーは、ヴィクトリア湖のそばの湖で釣り をしていた老人が行方不明になる事件が発生し、捜査にあたっていた。老人が行方不明になったのは、地震が発生し、ピラニアの先祖の古代魚が地底の湖から大 量に発生し、老人を襲ったためだったのだ。
■感想■
ジョー・ダンテ監督の動物パニック映画の傑作『ピラニア』(1978年)のリメイク。
『ジョーズ』(1975年)で大ヒットによって生まれた「動物パニック映画」のブームの中でも、傑作として印象を残したオリジナル版に対して、リメイク版の今作は、裸!裸!裸!血!血!血!血!のオンパレードの超B級の作品に!!
ここまで、徹底して、血みどろなシーンと女性の裸を見せてくれたら、ホラー映画ファンは、手放しで大喜びするしかないです!!
バンザイ!裸!
今作のエログロシーンにのみ3Dを使うのを見て、ジェームズ・キャメロン監督は、「3Dにすべきでない映画の見本」みたいなこと言ってたみたいですけど、自分的には『アバター』(2009年)より1000000000000000000000倍面白いです!!
おバカ映画と思わせながら、バカンスににぎわうリゾート地。凶暴な動物の存在に気づいた保安官。凶暴な動物に襲われ孤立した保安官の家族。と、「動物パニック映画」が大喜びの設定やシーンを盛り込んでいます!
アレクサンドル・アジャ監督、最高ですッ!!
ラストの方で、保安官の息子の主人公とヒロインが抱き合ってヒモで引っ張られて脱出するシーン、絶対に主人公とヒロイン死んじゃうよ~。無茶なシーンだなぁ。とか思って観てましたけど、良く考えたら、このクライマックスシーンは、オリジナル版の『ピラニア』の続編『殺人魚フライングキラー』(1981年)のシーンへのオマージュか、パクリか、焼き直しなんですよね!!観ている間は、あまりの面白さに気づきませんでした。
もう、動物パニック映画ファンはニタニタしっぱなしですよね。ホラー映画ファン必見!!
あえて言えば、ヴィング・レイムスの日本語吹替えを出川哲郎がやっているのが難点ですね。
出川哲郎の声にマイナス5点で 85点
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