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『CARGO カーゴ』スイス製SF

2010-06-17 00:23:20 | SF
CARGO カーゴ
CARGO(2009年スイス)
 監督   イヴァン・アングラー
       ラルフ・エッター
 脚本   ティロ・レーシャイゼン  
 脚本   アーノルド・ブッチャー
       パトリック・スタインマン
       ジョニー・ハートマン
 原案   イヴァン・アングラー
       パトリック・スタインマン
 出演   アンナ=カタリーナ・シュワブロ、マルティン・ラポルト、マイケル・フィンガー
       クロード=オリヴィエ・ルドルフ、ヤンツァム・ブラウエン

 ■ストーリー■
 2267年の未来、地球は環境破壊が進み人間の住めない星となっていた。人々は宇宙ステーションに移り暮らしていた。医師のラウラ・ポートマンは行きに4年、帰りに4年かかる貨物船に従事する仕事につき、その報酬代金で、姉アリアーネの住む楽園の惑星レアへ移住しようとしていた。

 ■感想■
 2009年スイス製のSF映画。
 
 映画が始まって、40分くらいしてから、貨物の中身が建設資材でなく人間であることが分かった時点で、ネタが割れちゃいます!!
 こういうSF映画を、たくさん観ている人や想像力がある人だったら、、ネタが割れちゃいます!

 その後、低温睡眠している少女が仮想現実を見続けているのを知って、予想が確信に!!
 観ているコッチが分かっているのに、映画の中の登場人物たちは、ノロノロしちゃって!!
 「早く、気づけ!」
 って思っちゃいます!

 また、ヒロインが、惑星レアに住むお姉さんからの返事をもらうシーンがありますけど、返事が早すぎ!
 ヒロインも「返事が早くなったわ」とか言ってますけど、それにしても早すぎ!
 惑星レアって、どれくらいの距離が離れてるのか分かりませんけど、通信があるまでどれくらいの時間が経ったんでしょうね??
 通信のスピードが、光のスピードを超えちゃってるんでしょうか??
 あと、お姉さんが歳を取っていないのも不思議!
 高速で移動する宇宙船で3年8ヶ月も低温睡眠で過ごしてきたヒロインと、お姉さんの歳のとり方が同じなのはおかしいでしょ!
 相対性理論では、高速で移動している宇宙船の中にいるヒロインにとっては3年8ヶ月でも、お姉さんには、10年か、20年経っちゃってるでしょ!

 まぁ、そこが主題じゃないから適当なんでしょうけど、少しだけ気になっちゃいました!

 題材的には、そんな驚きの展開じゃないので、SF映画を観慣れている映画ファンには、オープニングの惑星レアの緑の多い大地が映ったときにある程度、ネタが割れちゃいますけどね…。

 それでも、ていねいに作っているので、そこらの未公開作品ばかり観ている映画ファンは感動できるレベルにはなっています。
 やっぱりエンターテイメント作品は、しっかりマジメに作って欲しいです!監督、脚本、スタッフがSF映画を作ろうという気持ちがヒシヒシと伝わってくる映画には、なっています。

 未公開の作品もこれくらいの作品ばかりだとウレシイんですけどね。

 今作は、数々の映画祭に出品されています。

 【シッチェス国際映画祭】出品
 【スイスフィルムプライズクォーツ】
 ・2010年最優秀フィクション賞 ノミネート
 【プチョン・ファンタスティック国際映画祭】出品
 【ジェラルメル国際映画祭】出品
 【ブリュウセル国際ファンタスティック映画祭】出品
 【ソロトゥルン映画祭】出品

 名だたる映画祭に出品された作品なので、SF&ホラー映画ファンは、観ておいても良いかも!目新しいところはないですけど、自分はけっこう好きな作品です!70点

CARGO カーゴ [DVD]
アンナ=カタリーナ・シュワブロ,マルティン・ラポルト,マイケル・フィンガー
アット エンタテインメント


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