『キラー・ビー 殺人蜂大襲来』
PANIQUE!(2009年フランス)
監督:ブノワ・ドベール
脚本:エマニュエル・サルドゥー
ヴァンサン・ソリニャック
音楽:ジローム・ルッセル
出演:リシャール・アンコニナ
アレッサンドラ・マルティンヌ
クララ・ポンソ
■ストーリー■
アフリカでコレラを診ていた医師のフランソワは、娘のガランスを連れて海のそばの保養地バニェールへバカンスにやって来る。友人の医師が3日間家を貸してくれることになっていたのだ。フランソワは友人宅に向かう途中追い越していった車を運転していたモリセットが謎の事故を起こし死亡している現場を目撃する。モリセットは車に入ってきたハチに刺され事故を起こしたのだった。
友人の家でフランソワは大量のハチに襲われるが、プールに逃げ込み難を逃れるのだった。また、町では海で泳いでいた若者がシュノーケルから侵入したハチに刺されて死亡する事件が発生していた。養蜂家クレマンティーヌと知り合いだったフランソワは彼女に相談するが、そのとき大量のハチがクレマンティーヌの彼パトリックを襲うのだった、、、。フランソワは、市長に警報を出すように依頼するのだが、取り合ってもらえないでいた、、、。
■感想■
凶暴なスズメ蜂に襲われた田舎町の恐怖を描くフランスの動物パニックのTVムービー。
主人公の言うことを聞かない市長。
蜂が襲ってきそうなのに祭りを中止にしないとか、動物パニック映画定番の展開。
でも、そんなこと言ってる間に、祭りは開始され蜂が襲ってきてしまいます!!あっという間の展開!!いくら、TVムービーでも展開早すぎでは??
それなりに被害者も出ますがTVムービーなので描写も甘めで、そんなに被害者の数も多くないです、、、。
ちょちょいのちょいで作ったようなシリーズ化している2000年代の日本の2時間サスペンスよりはまともですが、いかんせんTVムービー、、大したひねりもなく定番の展開になっています。
最後は車に閉じ込められて絶対のピンチのはずが、消防隊に助けられます。助けを読んでいたんでしょうねぇ、、、。そんな消防隊に連絡するシーンはないですが、、(笑)。
本当の最後はコメディタッチで終わるのもどうなの??って感じてしまうくらい軽いノリ!!
でも、一応、動物パニック映画の最低限のラインは合格しているような作品をTVムービーで作っちゃうんですね、、フランス。
しかも主演がリシャール・アンコニナ。
『アニマル・パージ』(2016年)もフランスのTVムービーでした。正確にはTVシリーズの再編集版ですが、、。2016年の1シーズンのみですが、、、。
『アニマル・パージ』は1話10分の10エピソードのシリーズでしたが、日本でリリースされたのは72分版だったので、時間から計算すると、ほとんどノーカットの再編集版だったんでしょう。
フランスのTV界では、動物パニック映画が好きなんでしょうか??
劇場映画では、特に動物パニック映画のジャンルが好きとか、本数が多いとかそんなイメージないんですが、、。
日本でリリースされていないだけで大量に製作されているんでしょうか??
ところで今作『キラー・ビー 殺人蜂襲来』いつのまにかセル版は品切れに(amazonでは、、)。
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