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『ダブルオー・ゼロ』スパイコメディ

2007-05-20 02:47:05 | コメデイ
ダブルオー・ゼロ
DOUBLE ZERO(2004年フランス)
 監督 ジェラール・ピレス
 脚本 マット・アレクサンダー
 出演 エリック・ジュドール、ラムジー・ベディア、エドィアール・ベア

 ■ストーリー■
 ロシアと取引予定だったM51ミサイルが奪われた。国防省の対外治安局は、今回の事件が2重スパイによる可能性があるとのことで、2名の民間人エージェントとして使うことにするのだった。恥ずかしがり屋で切れやすいブノア・リビエールと、オンラインゲームにはまって自身過剰なウィリアム・ソバージュの2名だった。
 
 ■感想■
 『TAXi』(97年)、『スティール』(02年)のジェラール・ピレス監督のフランス製アクションコメディ。航空アクション『ナイト・オブ・ザ・スカイ』(05年)も監督してます。
 今作は、フランス製のユルユルコメディです。フランス人しか喜びそうに無いようなギャグの連続!まぁ、最初から、「こういう作品なんだろうなぁ」って思ってたんで期待が裏切られる事もなかったですけど。
 
 大体、大事件に素人のスパイを送り込むこの設定が、もうコミックですもんね。この設定だけなら、60年代の永井豪のギャグマンガみたいですもんね!敵の目的も、そんなユルユルな目的だし!悪党たちの目的が気になる人は、観てみて下さい!脱力感にあふれる目的ですから!こんな、設定の作品を真剣に作れるっていうのは、逆にスゴイです!
 でも、今作って、真剣に観てると大ヒットした『オースティン・パワーズ』(97年)を、フランス映画流にしたような感じって思えてくるかも。(これって、ホメすぎかな??)
 
 でも、フランス人って、こういうどうしようもないギャグを連発するようなコメディが好きなんですよね。ジャン・レノが出演してた『コルシカン・ファイル』(04年)とか『HAKUGEKI 迫撃』(04年)とか、どうもノレ無いんですよね!まぁ、『HAKUGEKI 迫撃』はイタリア、イギリスとの合作ですけどね。
 でも、自分的には、全面にコメディ色一杯だった『ル・ブレ』(02年)あたりは、まだまだ面白く観れたんですけどね。
 
 フランス映画のコメディって、あんまり笑えないシーンの連続なんで、体力あるときに観た方が良いかもしれないです。(あれ、それって自分だけかな??

 自分的には、フランス映画だと、笑いのシーンが全然無いアクション映画のジャンルの方が断然好きなんですよね!フランス映画って、ノワール物やコメディ物の落差が激しすぎ!
 どんなマジメなアクション映画でも“お笑いシーン”を入れちゃう10数年くらい前の香港アクション映画とは大違い!でもまぁ、最近の香港映画は、一切、笑いのシーンが無いアクション映画ばかりですけどね!

 自分は、今作は、好きなジャンルのスパイ映画のコメディだったんで、けっこう良かったです!60点 

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