『サボタージュ』
SABOTAGE(2014年アメリカ)
監督 デヴィッド・エアー
脚本 スキップ・ウッズ
デヴィッド・エアー
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー
サム・ワーシントン
オリヴィエ・ウィリアムズ
テレンス・ハワード
ジョー・マンガニエロ
■ストーリー■
アメリカ麻薬取締局DEAの捜査官ジョン・ウォートンはブリーチャー(破壊屋)と呼ばれるやり手の捜査官だった。ジョンのチームはある日、麻薬組織のアジトに突入し、1000万ドルを持ち逃げし、残りの金は爆破する任務を帯びる。仲間の1人を喪いながらもチームは、作戦に成功する。しかし、その日の夜、下水に隠した1000万ドルは何者かによって奪われたあとだった。1000万ドルを隠したと思われたジョンたちは内務調査課の取り調べを受けることに。
半年後、証拠不十分で調査を終えたジョンは、チームとともに任務に復帰することに。復帰祝いに喜ぶジョンたちだったが、チームの一員パイロが何者かに殺されてしまうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
今作を観るつもりの方は、観てから読んでください。
■感想■
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション系サスペンス映画。
「サボタージュ」と言っても、アルフレッド・ヒッチコック監督は関係ないですし、マーク・ダカスコスが主演でないです。
アルフレッド・ヒッチコック監督『サボタージュ』(1939年)もマーク・ダカスコス主演、ティボー・カクタス監督の『サボタージュ』(1996年)も、今作もすべて原題が”SABOTAGE”だからしょうがないですけどね…。
映画の冒頭、シュワルツェネッガー演じるジョンは、奥さんが拷問にあっているビデオを観ています。
そして、麻薬組織のアジトに強行突入するジョンたち!奪うはすだった1000万ドルの行方が分からなくなり、疑われるジョンたち。で半年後、任務に復帰するも、次々と仲間たちが殺されていきます。1000万ドルを奪われた麻薬組織は殺し屋を差し向けたコトが分かり、絶対絶命の危機に!!
派手なアクション映画と思いきや、そこからはミステリー調になり、誰が犯人??みたいな感じに展開していきます。
冒頭のシーンがわざわざ描かれているので、何か、ストーリーに絡んでくると思いきや、その通りに…。
アーノルド・シュワルツェネッガー映画と思わず、普通のサスペンス映画として観ても十分に楽しめる作品になっています。
アーノルド・シュワルツェネッガーが主演なので、観る前に、観客にアクション映画ですよ~。と思わせて、ミステリーの世界に突入させて、最後にまたアクション映画になるよいう変則的な展開の作品になっています!!
アクション映画と思って観ているから、ミステリー度も高そうに思えてきますが、実は1番怪しい人間が犯人という、ミステリー映画としてはけっこうヒネリのない展開ですが、エンターテイメントとしては合格点です!!
ミステリー度 ★★★
アクション度 ★★★
アーノルド・シュワルツェネッガー度 ★★★★
日本語吹替え版で観たのですが、なんか1人おかしな声を発している人が!!マックス・マーティーニ演じるパイロの声を吹替えているのは誰??
調べたら、小宮浩信というお笑い芸人コンビの三四郎の1人だそうです。
ひどい、声質が全然、役にあっていない!なぜ、吹替えにタレントを使う??
すぐに画面から退場する役とはいえ、目立ちます。この吹替えで、マイナス10点!!
良く調べたら、サム・ワーシントンの声は高田延彦が吹替えてました。全然気が付きませんでした。うまかったのか、マックス・マーティーニーのインパクトが強すぎだったのか、とにかく全然気が付かなかったです!!
ミステリー映画ファンにオススメかも?? 60点
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