『インビジブル・ユース ニュージェネレーション』
ILRAGAZZO INVISIBLE SECONDA GENERAZIONE(2018年イタリア)
監督:ガブリエル・サルヴァトレス
脚本:アレッサンドロ・ファブリ
ルドヴィカ・ランポルディ
ステファノ・サルド
出演:ルドヴィカ・ジラルデオ
セニーヤ・ラポポート
ガラテア・ベルギ
イヴァン・フラネク
ダリオ・カンタレッリ
ノア・ザッタ
■ストーリー■
潜水艦を破壊し、ステラたちを救ったミケーレ。しかし、その後もミケーレは、ヒーローとして正体と超能力を隠し過ごしていた。
そんなある日、ナターシャが転校してくるのだった。パーティが開かれ、そこで、以前の事件ではイヴァンがステラを救ったことになっていて、良い雰囲気の2人に怒りを爆発させてしまいそうになるが、パーティ会場で爆発が起きるのだった。ミケーレは気を失ってしまうが、ナターシャの部屋で起きるのだった。
ナターシャは、ミケーレに特殊能力を一般人の前で使ってはダメだと忠告してくるのだった。ナターシャも超能力を持つ”スペシャル”では発火能力を持っているのだった、、、。
■感想■
前作と同じ脚本家、監督で作った2014年の『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』の続編。
日本では良くありがちな、続編は観ることもできないんだろうなぁ、、、。
って、あきらめモードだったんですが、GEOのレンタルコーナーで気になるタイトルの作品があったので手にしたら、見覚えのある主人公が!!
今作って、『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』の続編だーっ!!
制作費も前作の800万ユーロから、1,000万ユーロにアップ!
でも、4年経過してるので、200万ユーロのアップだと、同じくらいの感覚でしょうか??
前作も数多くの賞を受賞、ノミネートしましたが。今作もイタリアの映画祭で受賞、ノミネートされました。
【ダヴィッド・ディ・ドナッテロ・アワード】2019年
優秀ヴィジュアル・エフェクツ賞 受賞
【イタリア国映画ジャーナリスト・シンジケート賞】2018年
監督賞 受賞
プロダクションデザイン賞、製作者賞 ノミネート
前作は、少しユルユルな感じで始まって、途中から少しだけシリアスな展開でラストまで盛り上がりましたが、続編の今作は最初から少しだけダークな雰囲気に、、。
主人公が16歳になって大人になったっていうのもあるんでしょうが、、。
前作を観ていなくても、全然面白い作品になってはいるんですが、前作のシーンや登場人物たちが出てくるのでぜひ前作から観て欲しいです。
潜水艦のエピソードや、ミケーレが好きだった(今でもですが)ステラや、イヴァンといった登場人物が良く分からないかも??
ストーリーも前作のラストの続くみたいなところから、3年も経っていて、全然普通に始まっていました、、。
でも、前作観ていない人はまるっきり相手にしていないので説明なし、みたいな、、(笑)
主人公のミケーレ、普通に生活してる、、。生活費は??
父親が支援してくれているとかいうコトもなさそうだし、、。
前作から出てきていた母親エレーナと、今作から登場の妹ナターシャと協力して、超能力者を使って悪だくみをしようとする元ロシア軍のイゴール・ザバロフを倒そうとするんですが、、、あまりにも調子よく進んでいくので、絶対に何かあると思ったら、その通りの展開に!!
こういうジャンルの作品を良く観る映画ファンなら、おなじみに展開に!!
ミケーレの育ての母親の死の真相とか、必要だったのかどうか??
あそこまでしないと、対決できないのかもしれませんが、、。
前作が100点だとすると、シリーズ物の宿命か期待度が高くなったっていうこともあって、今作は90点くらいでしょうか??
前作を観た映画ファンは続きが気になっていると思うので、どうぞ、。
■日本語吹替キャスト■
ミケーレ・シンレンツィ :葉山翔太
ナターシャ :佐藤はな
エレーナ :兼田めぐみ
ジョヴァンナ・シレンツィ:浅井晴美
イゴール・ザバロフ :庄司然
ドクターK :菊池康弘
キネティカ :北村さちこ
モルフェウス :高橋ちんねん
ロッチャ :中務貴幸
ステッラ :堀川かえで
ブランド :上石直行
マルティノ :鈴懸大和
テレサ :長一穂
警官 :嘉数礼門
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