『モスクワ・ゼロ』
MOSCOW ZERO(2006年スペイン、イギリス)
監督:ルナ(マリア・リドン)
脚本:アデラ・イバネス
出演:ヴィンセント・ギャロ
ヴァル・キルマー
オクサナ・アキンシナ
セイジ・スタローン
ヨアキム・デ・アルメイダ
■ストーリー■
オーウェンは、モスクワの地下道で行方不明になった知り合いのセルゲイを探すために、モスクワへやって来る。仲間のアレック、ユーリ、パーヴェルと一緒に、セルゲイを探すために迷路のような地下道へと入っていくのだった。しかし、モスクワの地下道には悪魔が棲むという都市伝説があり、行かない方が良いと忠告されるのだった。
■感想■
モスクワの地下道を舞台にしたサスペンススリラー映画。
監督は『娼婦たち』(2003年)のルナ(マリア・リドン)。
もう、この監督だけで警戒しなければいけなかったんですけど、やっぱりというか想像通りの盛り上がりの無い作品でした!!
地下道を舞台にしたサスペンスって画面が暗いし、盛り上げようも無いのか面白くするのが大変なんでしょうか??
パリの地下道を舞台にしたサスペンス映画『カタコンベ』(2007年)もすごくすごく盛り上がらなかったですしね。
POVで観にくいことしか覚えていない『地下に潜む怪人』(2014年)
つい最近、記事をアップした『カタコンブ 地下墓地の秘密』(2022年)が名作に思えるくらいグダグダな展開!!
『カタコンブ 地下墓地の秘密』は、一応ラストのクライマックスに向けて、それなりのホラーキャラクターが登場して分かりやすく暴れてましたからね。
今作は、ホラーなのか、サスペンスなのか、ドラマなのか、、、多分ホラー(オカルト)ですね、。
極端に書くと、エンターテイメント映画になってません!!
そこまで書くと極端すぎですね。エンターテイメント映画を目指していたんでしょうけど、盛り上げ方がへたなのと、ストーリーが全然面白くないだけですね、。
ランニングタイム82分なのに、150分の作品をみているかのような感じ、、。
Z級の映画なら、良くありがちなコトですが、それなりの出演者、監督なのに、、。
せめて、あと20分くらい短くしてくれれば、、。
しかも製作費1000万ドルの作品ですからね。
撮影許可をとったりするのに経費がかかっちゃったんでしょうか??
ちなみに、モスクワでロケしてるので移動費とかもけっこうかかっちゃたんでしょうか??
ストーリーに余り関係してこない、いかにも宗教的な要素が出てくるだけで、それが伏線にも何にもなっていないあたりが、マジメなドラマって感じです!!
セルゲイを探すオーウェンたちの物語。
都市伝説を調査するため地下に入ったセルゲイの物語。
都市伝説を証明するような地下にいる霊の物語。
なんでもかんでも入れておこうと思ったんですけど、ちゃんと整理して理解できているのは脚本家と監督だけなのでは??
最後も投げっぱなしのような感じだし、、多分生き残ったメンバーは逃げれるんでしょうけど。
最後、どうなるのかは、観てる人の想像にお任せしますみたいな作品じゃないでしょ、、。
3か月もしたら、観たという記憶しか残らないのでは??
オカルト映画度 ★★★
ストーリーが整理できているのか不明度 ★★★★
画面が暗くて良くわからない度 ★★★★★
『カタコンブ 地下墓地の秘密』が名作に見えてくる、、、。
色んな地下墓地が、、、。
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