
キリスト教の三大聖地の一つ、サンチアゴ・デ・コンポステーラはイベリア半島の北西端にあります。
キリスト12使徒の一人聖ヤコブの墓が813年に発見され、地の果てとされていたこの地がキリストの聖地となったそうです。
以降ヨーロッパを中心に世界中から巡礼者が訪れる様子は、テレビなどでも紹介されています。
こことポルトガルがセットになったツアーは珍しく、今回阪急と阪神が統合された記念で募集されていたのに応募していました。
やっと申し込みが受理され、出発催行が決定しました。
毎年1月のお正月明けは、海外旅行が底値の時期です。
商売も年末商戦を終えて暇な時期に入るので、年に一度のリフレッシュ期間とさせてもらっています。
ちょうど10年前の1998年1月に妹と一緒にスペインをまわりました。
このときも阪急トラピックスのツアーを利用しました。
買いたくもない土産物屋に連れて行く回数が多いとか、料理がよくないとかで当時阪急トラピックスは悪評判が高かった。
確かに添乗員の態度が悪く、時間にルーズで行く先々で客をほったらかして自分の仲間と談笑したりするので、ツアー仲間は対添乗員で結束したものでした。
ツアー終了後のアンケートに、皆ぼろくそに書いたと思います。
1999年秋、エジプトのルクソールテロ事件のあとツアー再開となり、各旅行会社がこぞって企画募集していました。
最初トラピックスで申し込んだのですが、1万円高いにもかかわらずやはり最大手のJTBに変更しました。
このときはいろんな友人がジョイントして総勢7名での参加申し込みとなり、部屋の問題などで何度かJTBに電話連絡をしないといけませんでした。
誰が電話しても、あの頃のJTBのスタッフは感じ悪かった。
エラそうに何様と思っているのか、胡坐をかいた対応の仕方に憤慨しました。
ほんとにムカつくってよく話し合ったものでした。
あれから5年もたたないうちに、最大手のJTBはツアー催行できないものが多く、せっかく申し込んでも人が集まらなくて中止となるのです。
3年前も、どのツアーで申し込んでも決まらず、催行が決まったツアーはどれですかと聞いて、仕方なくシチリアと南イタリアコースを選択したことがありました。
今はツアーで決めるなら阪急といわれるぐらいに変化しました。
阪急はその後いろいろ努力したようで、最近まわりの人たちは阪急がいいというようになっています。
ホームページも阪急の方がわかりやすい。
つくづく殿様商売をしていたら、客は逃げていくなと思います。