どなたも出会い系やエロメールの多さに、パソコンメール見るのが嫌になったとか、肝心なものを見落としてしまうとか言われています。
当店のアドレス帳にはインターネット通販を始めた2000年以降約3,000件ほどたまっていました。
ちょっとした手違いでうっかり削除されてしまったものも多々ありますが。
日々の仕事に追われて、顧客管理がぜんぜん出来てなかったので容量がぼちぼち限界にきているようでした。
この7年間にパソコンの環境は日進月歩のスピードで、モデム回線からISDN、ADSLから光へと、そのたびにアドレス変更している方も多いはず。
いったいどのアドレスがまだ活きているのかずっと知りたいと思っていました。
この機会にアドレス帳のすっきり整理もかねて、楽天ショップオープンの案内メールを一斉送信させていただきました。
どなたに送ったかわからないようBCC(ブラインドカーボンコピー)で、3,000件ほど全部選択して送信をクリック。
うまく送信できますようにと祈りをこめて例の光明真言を唱えたほどです。
何分かかったでしょう。
でも残念かな、メールの数が多すぎてエラーとなりました。
しょうがないので80通前後に分けて、全部で42回送信しました。
そのたびにアドレス帳の○○さんから××さんまでとメモしながらです。
だってBCCは送信が終わると誰に送ったか記録が残らないのです。
1回送信するたびに10通前後が戻ってきます。
全部で460通ほどがお届けできませんでした。
メールアドレスが存在しないのがほとんどですが、20通ほどはサーバーが満タンで受付できないというのもありました。
個人情報を残して欲しくない方は、そのまま返信いただくようお願いしました。
今日までに12通ほど返信されてきました。
まだメールをあけておられないない方や、そのまますぐに削除された方もおられるでしょうが、2000人以上の方にお届けできました。
この確率たるものやすごいと思いませんか?
もし郵便物でダイレクトメールを郵送していたら、印刷代や封筒、切手代、そして宛名書きの手間、1通100円はかかるとして、3000通ならなんと30万円
たった数時間の仕事で、30万円の仕事をしました。
翌日楽天ショップのページアクセスをみると、1,100人ぐらいの方がそのメールに添付したアドレスから来られたことがわかりました。
恐るべし、光明真言