秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
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閉業のお知らせ

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久しぶりに文化教養コース

2008-10-13 | 日々是好日
今日は秋晴れの上天気。
京都市美術館「芸術都市パリの100年展」の入場券をもらったので、久しぶりに京都へ行ってきました。

東山ふもとの平安神宮参道脇に京都市美術館があります。

三条京阪から初めて地下鉄東西線に乗って一駅、東山で降りて白川沿いを10分ほど歩きました。

パリの100年展はただの切符でよかったわぁ。
正規の1300円を支払って入場してたら憤慨していたかも。

美術館をでて数分歩くと、平安神宮の応天門(神門)に着きました。

平安神宮はいつかの遠足で来て以来のような気がした。
その後もいつだったか訪れたこともあったような気がするけれど・・・

ということは赤い大きな鳥居や社殿は映像として残っても、個人的な記憶には残らない神社でした。

応天門からずっと先に神殿が見えます。
遠いなぁ・・・
右近の橘、左近の桜を遠くから確認してそのまま引き返しました。


 

参道右側に京都市美術館、左側に京都国立近代美術館があります。
ここでは「生活と芸術 アーツ&クラフツ展」ウィリアム・モリスから民芸まで

せっかく京都岡崎まで来たので、入ってみることにしました。

手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案する「アーツ&クラフツ」の精神や、「用の美」は仕事柄勉強になりました。

帰路、白川沿いで遅いランチを食べて、東山の駅着くほんの少し手前で、美味しそうなお饅頭やさんが目に留まりました。

 

祇園饅頭の工場直売、作っているすぐ横でできたたてを分けてくれます。
文政2年(1819)創業、店舗は南座の横にあります。

どれでも一つ140円、
栗饅頭と、椿饅頭と、下の画像の「しんこ」を2種買いました。
ういろうのような食感で、茶色いほうはほのかなニッキ味です。

 

江戸期から京で親しまれていた「しんこ」は米の粉・真粉で作られる素朴で純粋な京菓子だそうです。
かつては、太鼓を打って
♪しんこ しんこ おふくの子♪と歌いながら天秤棒で担いで売り歩く「しんこ売り」が人気者だったと貼紙に書かれていました。