秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
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古代史ミステリー④こんぴらさん

2008-10-26 | 古代史のミステリー
四国香川県に金比羅さんがあります。
参道の階段が1300段以上あり、結構足にきます。

♪こんぴら 船 船 おいてに帆かけて シュラシュシュシュ♪
子供の頃から誰に教えてもらったのかも分からぬうちにしみこんでいる歌です。
しかしなんともけったいな歌詞です。

続きを確かめてみると
♪まわれば四国は讃州(さんしゅう) 那珂(なか)の郡(ごおり) 象頭山(ぞうずさん)金比羅大権現♪

この歌のいわれは、昔聞いたところによれば、
金比羅の語源は、サンスクリット語で「クンビーラ」と鰐のこと。
BC15~10世紀、アーリア人がインドを南下して先住民ドラヴィダ族のインダス文明を破壊した。
生き延びて追い出さたドラヴィダ族は海に出る。
そして日本までやってきたのに由来すると。

念のため「金比羅・クンビーラ」で検索するといっぱい出てきました。

やはりクンビーラはインドの神様で、ガンジス川に住むワニを神格化したものでした。
インドでは、クンビーラの宮殿が象頭山にあったということから、金刀比羅宮のある琴平山も別名・象頭山と呼ばれるようになったそうです。

金比羅宮のサイトによれば、
「古伝によれば、大物主神は、瀬戸内海の海水が深く湾入し、
潮が常に山麓を洗う湾奥に横たわる良き碇泊所であったこの琴平山に行宮を営まれ、表日本経営の本拠地と定めて、中国、四国、九州の統治をされたといわれています。
その行宮跡に大神(大物主神)を奉斎したと伝えられています」

つまり海岸線が今より内陸部まで入り込んでいた時代に大物主神が支配していたということになります。

日本が今の地図帳のような形になるまでに、
中国や朝鮮はもとより、世界のもっと遠いところからもこの日本へやってきて住み着いた人々がいたという証の一つなのかも。

ドラヴィダ人の埋葬習俗、死しての北枕等も、日本の伝承的儀式に名残をみることが出来るそうです。