秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

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古代史のミステリー①

2008-10-15 | 古代史のミステリー
だんじりの上のほうに八幡宮と書かれています。
天神さんや天満宮は菅原道真を祀る学問の神様として、ほとんどの方はご承知と思いますが、
八幡宮って何? でしょう。

少林寺拳法で修行してますから金剛禅は信じてます。
奈良県三輪の大神神社はみ~さんの神さんだと聞いているし、ここの空気が好きなので、年に1,2回はご挨拶にいきます。

でも、たいていの日本人同様、
きっちりとした宗教教育を受けてきたわけではないし、特に深く信仰しているものもない。

どこかの神社に行っても、ただご挨拶しているだけで、由緒をじっくりみたこともなかった。
祭神が何かも以前まで全く関心がなかった。

ところがここ数年気になることが連鎖的につぎつぎ沸き起こり、
上古の日本史にミステリーのごとく興味を持つようになりました。

きっかけは2年前の秋、幣立神宮を訪れたことから始まりました。
美容院でその神宮のことを教えてもらい、宮崎で暮らすようになった旧知の友人を訪ねて一緒にお参りしました。

 幣立神宮の記事は → こちらから

境内に立てられた看板の由緒には
「当神宮は民族の起こりであったが、
応神帝のとき勃発した内乱のために自ら隠れ宮となった尊い歴史がある。
ところが人類の危機が迫ったので、再び世界の世直しの神として出現し給う」

それ以来、神宮と神社、大社の違いや、
5世紀前後の第15代応神天皇のことを時々調べていました。

今年の夏は、たまたま出雲大社が平成大遷宮で特別拝観してきました。

 出雲大社の記事は → こちらから

拝観のしおりには
「大国主大神は国づくりされた国土を天照大神に奉還され、
その御功績をお称えになられた天照大神が特に諸神に御造営を命じられたお住まいの宮殿が、最古様式の神社建築である御本殿です」

そして本殿は大国主大神が西向きに鎮座し、お参りしたものが拝む先には、
本殿裏にスサノオノミコトをまつった小さな祠があるのです。
不思議でした。

天照大神とスサノオ
イマイチその関係が理解しがたく、不可解だったのです。
どうも腑に落ちない。

 

先日、実家の氏神様菅生神社に行ったとき、
合祀されている余部神社の縁起にこう書かれていました。
祭神 スサノオノミコト
祭神 ホンダワケノミコト(八幡大菩薩を祭る)
由緒 応神天皇のこと
   その左右に 左 ヒメノオオカミ
         右 オオタラシヒメノミコト
          (神功皇后 応神天皇の生母)

今住んでいる所の氏神様は大枝神社、
そこの由来記によると、創建年代不詳なるも現存する石造物等より類推して300年と判断さると。
祭神はやはり応神天皇ホンダワケノミコトです。

「皇紀852年頃より熊襲九州に拠りて朝命に服さず
仲哀天神征伐の軍を進め給いしが戦半ばにして崩し給う。
尚熊襲の後には、新羅のある事明らかなるに及び、・・・」

と書かれた由緒は、江戸時代に認識されていた応神天皇です。

どちらも応神天皇を祀っていたので、これはもっと真剣に調べてみようという気になりました。

言葉を変えて検索するごとに、新しい説を発見し、なんで今まで知らなかったんだろうと、どうして不可解な日本神話を頭から信じてきたんだろうという気になりました。

次回から知りえた説をご紹介していきます。
なっといっても日本人のルーツですからね。