大変お世話になった方が12/2昼頃亡くなられました。
ちょうどその数時間前に妹から電話があり、4日お昼頃行くからお昼ご飯一緒に食べようと話がまとまりました。
翌3日朝、新聞に●さんの訃報、驚きました。
夏ごろ体調をこわされ入院されたときのお見舞いの快気祝いとして、信州産リンゴを11/14にいただいたのでした。
翌日からまた入院するとは話されていましたが、
あれから半月しか経っていません。
出勤前にお家へお邪魔して最後のお別れをしてきました。
お顔は生前よりもましてふくよかで菩薩のようでした。
そして妹に電話しました。
「明日来るとき、黒の服着て来て」って。
いただいたリンゴを妹にもおすそ分けしたので、
「そのリンゴ食べたとこやで。
きっと●さんが最後の別れにおいでって呼ばはってんなぁ~」
昨日から急に気温が下がり、雨も降り突風も吹き荒れました。
でもお通夜と葬儀の2日間は、まるで晩秋の小春日和のように暖かくいいお天気に恵まれました。
最近はセレモニー会館を利用される方も増えましたが、
●さんの葬儀は守口市の難宗寺でとりおこなわれました。
去年、選挙の個人演説会の最後の場所です。
●さんには事務局長をつとめていただき、あの暑い夏、ほんとにお世話になりました。
蓮如上人が守口御坊とされた由緒ある難宗寺の境内には、樹齢500年といわれる大いちょうがあり、大阪府の天然記念物に指定されています。
そのいちょうがそれはそれは見事に紅葉していました。
風もない2日間だったのに、時々パラパラと散ります。
その散るときにはルールがあるようにも思われました。
最後の出棺は、トイレが我慢できなくて立ち会うことが出来ませんでしたが、
ざぁ~っと舞うように散り、まるで映画のひとコマのようだったそうです。
いちょうの葉の散りようは、●さんのご意思のようでもあり、
臨席した人々は皆感慨深いものがあったと思います。
今朝雨が上がり、あのいちょうはどうなったかなと思い、出勤前に立ち寄ってみたのが、最初の画像です。
境内と屋根にいちょうの黄色い葉が敷き詰められていました。
ひとしきり眺めて携帯カメラで撮影し、立ち去ろうとしたら、
お寺の前で●さんの息子さんが自転車の後ろに子供さんを乗せてるのにばったり。
今まですれ違ったことすらなかったのにね。
まさに、いちょうは公孫樹でした。
晩年親しくさせていただけましたこと感謝します。
心よりご冥福をお祈りいたします。