冷たい寒いクリスマスでした。
日本各地あちこち雪が積もったようで、福島県では大変な目に遭われたようですね。
今日贈り物で届いた薬用入浴剤「オンセンス パインバス」
松の香りと若葉色のお湯が身も心も温めてくれるようで、今晩楽しみです。
とてもレトロなパッケージも目を惹きますが、
イヌイuエーヨー(乾卯栄養化学株式会社)が気になる~
なんで乾の後ろにu 卯がおまけで付いているのか?
1855年(安政2年)
初代乾卯兵衛が大阪道修町に近江屋の屋号で漢方生薬仲買商として創業
ただ単にお名前が卯兵衛さんだったのか…
1880年(明治13年) 和漢薬商 乾卯商店を創業
1917年(大正6年) 株式会社乾卯商店を設立
そしてこの先この乾卯商店は二つに分かれるようです。
1921年(大正10年12月)食料品部が独立し乾卯食料品株式会社を創立
育児用粉乳ラクトーゲン総発売元となる
1933年(昭和8) 入浴剤「オンセンス」の製造販売を開始
1934年(昭和9年12月13日) 乾卯栄養化学株式会社を設立(商号変更)
ところがイヌイ(株)の沿革を見ると
1855年(安政2年) 乾家所蔵の近江屋乾 卯兵衛諸事控帖によると、安政2年において薬種仲買の取引を行った記録があり、当時既に近江屋の屋号をもって薬種の取引をしていたことがみられ、これをもって当社の創業としている
1880年(明治13年) 初代社長 乾 卯兵衛氏 父祖の商を継承する
1903年(明治36年) 薬種商乾 卯兵衛を乾卯商店と改称後、初めて第一回決算を行う、資本金1万円
1917年(大正6年) 10月25日、株式会社乾卯商店設立、個人経営から資本金100万円の株式会社に組織変更
ココまでは同じなのに、1921年の食料品部独立は一切触れられず、関連会社にも出てこない。
そして1944年(昭和19年) 乾卯薬品工業株式会社に商号変更 と続きます。
触れたくもないような、何かあったんですねぇ~