A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

オーケストラTOKYO-FUKUSHIMA!出演者募集!!

2011年09月16日 00時27分15秒 | 素晴らしき変態音楽

この秋、吉祥寺で開催される大規模展覧会TERATOTERA祭りの特別企画「TOKYO-FUKUSHIMA!(東京から福島を応援するプロジェクト)」の目玉イベントとして「オーケストラTOKYO-FUKUSHIMA!」を開催致します。
音楽家、大友良英氏の指揮に合わせ、プロの音楽家や福島からの参加者を含め総勢200名にわたる巨大オーケストラが井の頭公園で演奏を行います。
それに伴い、オーケストラで演奏する一般参加者、サポートメンバーを今回大募集します! 東京と福島、プロとアマ、ジャンルを超え、大友良英氏の指揮の下、即興的に奏でる音楽を共に作り出しませんか?

日時
10月23日(日) 10時半集合~15時半終了(リハ含む)
※時間は多少前後する可能性がありますのでご了承ください。
場所
井の頭恩賜公園
参加アーティスト:大友良英、七尾旅人、原田郁子、深川バロン倶楽部、ピカ☆ ほか、ゲストミュージシャン多数
対象
立った状態で歩きながらパフォーマンスできる個人、またはチーム。
プロ・アマ不問。ジャンル不問。演奏の場合は楽器持参。
※電気を使用する楽器では参加できません。
参加費:無料
申込み方法: 10月7日(金)必着。
以下をご記入の上orchestra@teratotera.jpへメールでお申込みください。必ず件名を「オーケストラ出演応募」とご明記下さい。

ご連絡先(チームの方は代表者)
1. 氏名
2. 住所
3. 電話番号(日中連絡のつくもの)
4. メールアドレス 

【参加スタイル】
5. 使う楽器
6. 参加チーム名(チームの方のみ。日本語、ローマ字表記両方)
7. メンバー人数、メンバー年代、どのようなお知り合い同士ですか?(例:会社の同僚、大学時代からのバンド仲間)

お問い合せ
TERATOTERA祭り事務局
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 6F
orchestra@teratotera.jp(オーケストラに関するお問合せ)



面白そう
たまには演奏
する側に

私はフルートで参加予定。
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いつものロッケンロールお願いします~ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」

2011年09月15日 02時44分39秒 | ロッケンロール万歳!

3月にリリースされた「流線型/飛び乗れ!!ボニー!!」から半年振りのザ・クロマニヨンズのニュー・シングル。

「ナンバーワン野郎!」は日清カップヌードルのCMソングとしてお茶の間で流れるポップで覚えやすいマーシー作のロッケンロール・ナンバー。2曲目のヒロト作の「アングラ番長」もライヴで盛り上がりそうなコール&レスポンスの印象的な曲。どちらもクロマニヨンズ印の金太郎飴ナンバーだが何度聴いても飽きないところが彼らならではの秀逸なシングルだ。初回限定盤の特典DVDは私も観た2月のC.C.レモン・ホールでの「ウンボボ月へ行く」ツアーのアンコール部分を収録。どういう理由か音とシンクロしていない映像が多く、イメージビデオみたいな感じ。





またライヴに行きたいが今月・来月のライヴは抽選で外れてしまった。また次のアルバムの全国ツアーを待つしかないんだろうか。

いつ観ても
飽きる事なし
ナンバーワン

ミミズだってモグラだってオケラだってみんなみんな生きているんだ友達なんだ♪
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【衝撃映像】芸術的な「手のイリュージョン」動画がキモイ

2011年09月14日 00時20分00秒 | 動画の歓び

この世の中には、芸術的だがキモチワルイという画像や動画が山ほど存在する。キモチワルイがグロテスクではない。キモチワルイけど芸術的なのだ。

今回紹介する動画もそのひとつ。その名も「Hand Finger Illusion」、直訳すれば「ハンド・フィンガー・イリュージョン」である。きっとあなたも衝撃を受けることだろう。

最初は手が現れる。普通の手だ。画面はその指部分にクローズアップ。……ん!? 指が膨らんだ? ……んんッ!? 拳になった? うわあああぁ、指先が手になったぁぁぁああああっ! ――という具合である。

5本の指先がそれぞれ拳になり、それらが開いて5つの手になる。そして再びその手のひとつにクローズアップ、その5本の指が手になり……という繰り返しである。まるで蕾がほころんで花が開くかのように、指先から次々に手が生まれていく。たった25秒の動画なのだが、無限のループがそこにある。

いったい何本の指が生まれているのだろう? 非常に芸術的でありながらちょっとキモチワルイこの動画、何度も見返したくなる。そしてつい、自分の手をジッと見てしまう。もし、この手があんなことになったら……。想像すると少し怖くなる。

手のイリュージョン動画

指が手に
無限に連なる
煉獄地獄

小さな手が可愛くて私は好きなのだが。
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オシリペンペンズ/インキャパシタンツ@東高円寺UFO CLUB 2011.9.10(sat)

2011年09月12日 00時29分15秒 | 素晴らしき変態音楽

この日は一日エンターテイメントと決めていて、シュヴァンクマイエルの新作映画「サヴァイヴィング・ライフ」→「ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展」@原宿ラフォーレ→「オシリペンペンズ/インキャパシタンツ@UFO CLUB」の予定だったが、実家の用事で映画は断念。ラフォーレの展覧会とUFO CLUBのライヴに二本立てになった。

シュヴァンクマイエル展は夫妻のドローイング、オブジェから映画で使われた道具などが多数展示された充実の内容。「サヴァイヴィング・ライフ」の絵コンテもあり、やはり先に映画を見ておきたかったと後悔。場所柄若いカップルが多かったのが印象的だった。アート/映画好きな人は観る価値あり。今月19日まで開催。

高円寺へ移動、ショーボートに寄って離場有浮の前売チケットを買ったら整理番号6番だった。

UFO CLUBには30分前に着いたが誰も並んでいない。隣のコンビ二で時間をつぶし開場時間に入場したら1番目。先日のダモ鈴木さんの時とはえらい違いだ。しかし徐々に客が入ってきて開演前には8割の入り。

この日は【オシリペンペンズ presents 「超能力vol.2020年の挑戦」】というイベントでペンペンズとインキャパの2マンだ。
インキャパを観るのは久しぶり。非常階段では何度も観ていたが。かつての髪は7:3分け、シャツをズボンの中にたくし込んだサラリーマン、というイメージからはだいぶ離れ、ふたりともインキャパのTシャツのラフなスタイルになっている。音は相変わらず喧しいハーシュ・ノイズ。徐々に白熱し、シャウト&痙攣、仕舞いにはコサカイ氏がアンプを抱えて客席へ乱入。エフェクターの机を破壊するというパフォーマンスに。ステージが高ければダイヴしていたところだろう。ノイズとは何か、ということを体現した演奏だった。



セット・チェンジの間にステージからペンペンズのモタコ氏が出てきてゲロをまき散らし、コップに放尿して頭から被る。ペンペンズのライヴ開演前の儀式である。ライヴが始まるとモタコ氏はDJブースの上によじ上りそこで歌う。UFO CLUBでは毎度のことである。前回坊主頭だったがだいぶ髪が伸びている。両腕にセットリストがマジックで書いてある。ステージではギターの中林氏とドラムの迎氏が淡々と演奏。良く聴くと二人ともかなりのテクニシャンである。モタコ氏が「野次ウェルカムや」と観客を煽る。それに応えて観客から「ふざけんな」「はげー」などの野次が飛ぶ。「東京の野次は全然応えんわ」とモタコ氏。この応酬がペンペンズの楽しみ方なのである。地元関西ではどんな凄いことになるのか、観てみたいところである。1時間の演奏。



期待されたペンペンズとインキャパの共演はなかったが、満足のいく夜だった。

ペンペンズ
インキャパ迎えて
燃えたのか

インキャパもペンペンズもデビュー当時のスタイルが変わっていない希有なバンドである。
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複数の動物を合体させて作る「怖すぎる剥製」

2011年09月08日 00時21分33秒 | アート!アート!アート!

ニュージーランドに怖~い剥製を作る人がいるという。複数の動物を合体させるその手法、それを前衛的な芸術だと賞賛する人もいれば、悪趣味すぎると非難する人もおり賛否両論だ。

製作者はヨットハーバーの管理人、イギリス出身のアンドリュー・ランカスターさん(57)。14年前にニュージーランドに移住してから趣味で剥製制作を学び始め、「合体作品」を作るようになったのはここ2年ほど。

作品の中には下半身がウサギのアヒル、鳥の頭を持つ金魚、羽と牙、角の生えたポッサムなどがあり、なんと、インターネットで販売されているのだ。

ランカスターさんは「道端に動物の死骸がたくさんあるからもったいないと思ってね。今では見かけると拾って持って帰るんだ。作品を評価してくれる人もいるけど、イカレた奴だと言う人もいるね」と地元のニュースサイトで語っている。

材料はすべて拾った死骸で、 作品のために動物を殺すことは一切ないそうだ。収集した死骸はボイラーに乗せて乾燥させ、自宅で アイスクリームなどと一緒に冷凍保存するという。

ちなみに奥さんはランカスターさんの趣味に反対している。アイスクリームの下に動物の死体を入れられては当然だろう。
(Rocket News 24)

▼アヒルとウサギが合体


▼まさに地獄からの使者といった感じだ


▼空飛ぶブタ


▼鳥の頭に魚の胴体。なんともエグい


▼牙の生えたポッサムにニワトリの胴体。恐ろしい吸血生物のよう


▼こちらのポッサムはカササギと合体


動物を
切り貼りまるで
フランケン

ボッシュやバーセルミやシュバンクマイエルの世界を髣髴させるシュール過ぎるこの感性、私は大好きだ。
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ダモ鈴木ネットワーク@東高円寺UFO CLUB 2011.9.5(mon)

2011年09月07日 02時56分08秒 | 素晴らしき変態音楽

元CANの放浪のヴォーカリスト、ダモ鈴木さんのプロジェクト、ダモ鈴木ネットワークはメンバーを定めないで毎回違ったミュージシャンとダモさんが共演を繰り広げる不定形プロジェクトである。この日は日本のアンダーグラウンド/サイケデリック・シーンの猛者が集合、UFO CLUBが即日完売になった。出演メンバーはダモ鈴木(Vocal : ex.CAN)、道下慎介(Guitar : LSD March、オシリペンペンズ) 、栗原道夫(Guitar : BORIS、Demon & Naomi)、亀川千代(Bass : ex.ゆらゆら帝国)、高橋幾郎(Drums : LSD March、不失者)/スペシャルゲスト:DJ 三上寛。この面子を見ただけでも鼻血モノだろう。

以前ダモさんのライヴを観た事があるかどうか記憶が定かではないが、CANやネットワークの作品は愛聴しており、特にCANに於ける若き日のダモさんのヴォーカリゼーションには大きな衝撃を受けた。P.I.L.のジョン・ライドン氏もダモさんに大きな影響を受けたという。

会場は早くから亀川氏目当ての"ちよちよガールズ"が列を作り、細かい雨が降る中、期待に胸を膨らませている。時間通りに開場、15番目くらいに並んだ私はステージ上手、亀川氏とは反対側の最前列を確保。開演近くなって見ると客席は亀川氏側に背が低い女の子が集まり、私の側にはごつい男子が集まるという見事な非対称を描いていた。


ステージのカーテンが開くとメンバーが三々五々登場する。左から亀川氏、道下氏、高橋氏、栗原氏。中央にダモさん。ダモさんの合図で一斉に爆音が弾ける。ダモさんの唱法は「インスタント・コンポージング」という独特のもので、"全く何のリハーサルも行わず、ミュージシャン同士の直感的セッションによって引き起こされ、次第に構築されていくアンサンブルや楽曲、すなわちサウンド、バイブレーションを主体とした考え方から来ている、独自なものと考えられる。そのため歌詞や音程はあってないようなもので、日本語・英語・ドイツ語とゆかりのある言語のどれでもない不定形の歌唱によって、文字通りその場のインスピレーションでコンポーズされる(Wikipediaより)"。その通りEをベースとしたコードチェンジのない演奏で、道下氏のジミヘンを髣髴させるストラト、栗原氏のジョン・シポリーナ(クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス)とロバート・フリップを合わせたようなサイケなトーンのSGが、骨太の亀川氏のベースと珍しくパワフルな8ビートを刻む幾郎氏のドラムの上を暴れまわる。そこにCAN時代そのままの呪術的なダモさんのヴォーカルが乗るのだから、完全なトリップ状態だ。ゆら帝ファンのちよちよガールズがこの演奏をどう思ったかが興味深い。1時間に亘る演奏で休憩。

ここでDJ三上寛さんの登場。三橋美智也、ムーンドッグ、津軽弁の歌、作家の深沢七郎のギターの弾き語り、韓国のアシッド・フォーク歌手キム・ドゥス、青山みき、ジョージ・ハリスンと三上さんが好きな曲を解説と共に聴かせる、クラブDJではなく、昔ながらのディスク・ジョッキー。とても味のある語り口で満員の若者達も興味深げに耳を傾けている。

2ndセットはワン・コードではなくより即興性の高い凝縮された演奏。幾郎氏も得意の不連続的なドラミングを聴かせる。二人のギタリストは遥かなる高みへと飛翔する。観客も含めて混沌のトランス状態へ。40分弱の演奏が終わるとダモさんは「ありがとう」を繰り返して客席の女の子達と握手する。「女の子だけね」とダモさん。若い頃は散々ワルいことを経験してきただろうに、今は普段は本当に優しい素敵なおじさんだ。その人柄に惚れた人も多かったに違いない。私も嬉しくてダモさんが1971年に描いたイラスト入りTシャツを購入。帰りの雨も気にならない心温まるライヴだった。



ダモさんの
笑顔の秘密
知りたいな

家へ帰ってCANを聴こうと思ったがCDが見つからない。しかたなくP.I.L.を聴いて寝ました。

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思春期の感傷がポップミュージックになった~Stealing Sheep「Golden Fleece」

2011年09月05日 00時58分01秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

Stealing Sheep (スティーリング・シープ) はリバプール出身の女のコ3人組、今現在センセーションを起こしている。3部のハーモニー、サイケデリックなギター、 ベースの効いたドラムとシンセを持った優しく、オーガニックなポップソングを奏でる。

シュガーポップと破滅的なグランジの間をゆく楽曲。挑発的だが、キャッチーで力強いコーラス。この風変わりな彼女達、XFM、BBC2、BBC 6 Music、などラジオ局 で高い支持を集めている。今年2月のヘッドライナーツアー後、すぐにスタジオ(Abbey Road)に入り、シングル「I am The Train」のレコーディングを始めた。4月にはまたツアーに出て、アイルランドとイギリスを廻る。そして、Animal Collective、Deer Hoof 等を持つ Elastic Artists と契約したばかりだ。

夏には、 The Secret Garden Party、The Great Escape、Croissant Neuf、ドイツのThe Fusion Festival などのフェスティバルで演奏をする。Stealing Sheep にとって一番楽しみなのは、9月にフランス南部のホームスタジオ(そこは Charlie Chaplin の孫の別荘でもある)で行われるレコーディングに向けて、曲の準備をしている彼女達。Vice Magazine と Indie Shuffle(Colo、Cineplexx、Binka、Dog Show)で取り上げられた Noah's Days のリミックスも楽しみだ。Jack Whiteleyによるミュージックビデオもこの夏公開予定と、デジタルでオーガニックなUK新世代ガールズの作品が日本初上陸を果たす!!日本盤は9月7日発売。



浮遊する
女性コーラス
美しき

ちょっとShaggsを思わせる辿々しさが愛おしい。
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老い

2011年09月04日 01時20分31秒 | 健康について

今夜は母の住む実家で書いている。昨年夏父が亡くなって以来、母は一人暮らしをしている。要介護1で歩行器無しでは歩くことが出来ない。ケアマネージャー、ヘルパー、デイサービスなど今まで縁のなかった人びとや施設との付き合いが始まった。
母はまだ72歳である。そう考えると70歳のペーター・ブロッツマンや68歳のミック・ジャガーなど現役で活躍するアーティストには最大限の敬意を払うものである。

老いていく
人間ならば
誰だって

スマホでブログを書くのはこれが限界。グッナイ。
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撃鉄/マスドレ/TADZIO他@下北沢THREE 2011.9.1(thu)

2011年09月03日 00時25分48秒 | ロッケンロール万歳!

「Kill your T.V 2011 / FREE LIVEHOUSE !!!!!!」というイベント。チケット代はドネーション/投げ銭制度、つまり無料。このイベントは既に大阪、名古屋をツアーしてきており、この日は東京初日。出演は撃鉄 / TADZIO / MASS OF THE FERMENTING DREGS / dry as dust。会場は以前灰野さんと七尾旅人の共演を観たライヴハウスだ。台風が来ているせいもあるのか、無料にしてはそれほどギュウギュウではなくゆったり観ることができた。

時間的に最初のdry as dustは最後の数曲しか観れなかったが、ありがちな今風のオルタナティヴ・ギター・バンドという印象。

2番目が我らがTADZIO。今回はドラムの部長の真ん前に場所を確保。リーダーの全身も見えていい感じ。満員の若い客層の前で演奏する彼女達を観るのは反応がうかがえて面白い。いつも通りの轟音ハードコアだが、他のバンドと違って踊れるノリではない。まだ知名度が低いこともあり、一部の熱心な客を除いてはただ立ちすくむのみ。新曲も3曲演奏。おじさん的には次第にはだけるふたりのTシャツから覗く肩とブラの紐に目が釘付け。リーダーの揺れる胸にもはぁとドキドキ。観て良し聴いて良しの彼女達がもっと有名になってフロアを揺らすモッシュが起こる日が来ることが待ち遠しい。9月は3日に一度もライヴを行う精力的な活動が実を結ぶ日も来るさ。



3番目は数年前熱心に聴いていたマスドレことMASS OF THE FERMENTING DREGS。去年8月にメジャー・デビューしてからは聴くこともなかったので久々だったが、昔に比べてポップになり、豪快に突っ走るパワーが少し失速したように思えた。一時はクラブクアトロのワンマンで前列で若者に囲まれてモッシュして観た彼女達だが、個人的にマイ・ブームは過ぎてしまった感がある。ちょっと寂しい気持ち。



トリは最近下北沢近辺で名前を馳せる"近未来移動系 シティパンクロック集団"撃鉄。CDジャケットは4人のメンバーが上半身裸でこちらを見つめる新宿三丁目系だが、演奏力はなかなか優れている。ヴォーカリストが虎のぬいぐるみを抱えて登場したり、ステージ上でコンタクトレンズを外したり、バットマンのようなお面を被ったり、パンツ一丁になったり、一歩間違えばコミック・バンドになりそうなところを真摯な演奏が救っている。音楽性に80'sニューウェイヴの香り、特にデペッシュ・モードに通じるものを感じ好感が持てた。客も大ノリで盛り上がった。なかなか個性的な若手バンドだった。



これからも
フリーライヴを
やってくれ

関係ないけど「激めん」ってまだ販売されているんだね。発売当時「激れ!激れ!」というCMが話題になった。高校の頃「激団」というパンク・バンドをやっていたのを思い出した。
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坪内和夫とサンデーズ他@新宿Red Cloth 2011.8.30(tue)

2011年09月01日 00時58分48秒 | 素晴らしき変態音楽

Red Cloth 8th Anniversaryイベント「夜のカーニバル」。出演は渚ようこ Guitar高橋ピエール / エルナ・フェラガ~モとイタル・フェラガ~モ / 坪内和夫とサンデーズ。サンデーズは新生シベールの日曜日に壊れかけのテープレコーダーズのオルガン奏者、ユサ嬢が参加したユニットである。ユサちゃんファンの私にとっては見逃せない組み合わせ。

Red Clothに行く前にLos Apson?へ寄ってヘア・スタイリスティックスのベルギー盤LPを買おうと思ったが売り切れだった。お店が移転のため明日から閉店になるとのことで常連客が集まっていた。

霧雨の降る中Red Clothまで歩く。8時過ぎ丁度サンデーズの出演直前に会場へ着く。Red Clothは久々だったが、この日はイベントの意図に合わせて椅子とテーブルが出ていて落ち着けた。坪内氏が真ん中、上手にユサ嬢。いつものYAMAHAのオルガンを前に無表情に演奏する。笑顔が素敵なのになぁ。曲はシベールの日曜日の定番曲中心だったが、オルガンが入ると華やかでポップなサウンドに響く。シベールの元々持っているポップ性がオルガンのおかげで表面に現れてきたわけだ。ドアーズやシーズを髣髴させる場面もあった。5曲35分の短いステージで満足すると共に飢餓感も覚えた。9月15日の高円寺ショーボート(Green Flamesと対バン)でもユサ嬢が参加するかも知れないとのこと。



渚ようこさんはアコギの高橋ピエール氏の伴奏で映画のテーマ曲や山口百恵のカヴァーを歌う。浅川マキさんを思わせる妖艶な歌声が素敵な大人のムードたっぷり。



エルナ・フェラガ~モとイタル・フェラガ~モはフランス帰りのエルナとサンパウロ在住のイタルの姉弟デュオという設定だが、実際は日本人の女装ヴォーカルと無口なギター/スティールドラムの共演で悪くはないけど内輪ウケという出し物だった。



サンデーズ
ラリーズの影
払拭す

坪内氏は「ラリーズから離れると、文句を言うお客さんが多い」とぼやいていた。
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