ただいま午前6時です。
気温はプラス2度ですから、雪は降っておりません。
黒い雲に覆われた空から、雨かみそぞれか、どっちつかずが降ったり止んだりしております。
今日は日中の予想最高気温がプラス5度、ニセコはすっかり初冬の趣となりました。
そんなこんなで、
今朝からタイツに加えて、モンベルのサーマラップパンツを身に付けることにいたしました。
中綿が入ってる「寒い時期の行動着」で、ストレッチ性もあって、これを室内で着るわけ。
これで長時間パソコンの前にいても寒くはないのだ。
ただし、座りっぱは「第2のガン」だそうですから注意しましょうね。
さて、
過日の羽鳥モーニングショーで、衝撃の事実が明らかにされました。
多くのニッポン人にとっては「不都合な真実」でもあります。
ようするに我がニッポン国は、戦前はもちろん、戦後も「先進国になったことがない」ということが、データで裏付けられたのです。
データはこうだ。
●平均賃金は35ヵ国中19位
●教育に対する公的支出のGDP比43ヵ国中40位
●年金の所得代替率50ヵ国中41位
●失業に対する公的支出のGDP比34ヵ国中32位
●世界競争力ランキングは1989年~1992年の4年間1位だったけど、現在は30位
これだけでも先進国には程遠い。
さらにこうだ。
●2016年の論文数は1位米国、2位中国、3位イギリス、4位ドイツ、5位ニッポンだけど、これを人口ひとり当たりの論文数にするとアメリカ23位、ニッポン38位
●ひとりあたりGDPは2000年に2位になったものの、2015年からいまに至るまで20位
などなど、国民ひとりひとりの豊かさにつながる「ひとりあたり」の数値は、どれもこれも惨憺たるものなのだ。
ご出演した経済評論家の加谷珪一さんによると、
「先進国でトップになったこともあるじゃないかということもあるけど、これは例のプラザ合意で為替が変動制になり、ニッポンの円がいきなり3倍になったため」だそうな。
また、実際の生活感覚に近い「購買力平価」という数字があるそうですが、これがずっと低いままだそうな。
さらに、輸出で稼ぐとされるニッポンだけど、世界全体における日本のシェアはわずか3.8%。
1位の中国は10%以上あり、3位のドイツは8%で、3.8%のニッポンは30位だそうな。
ようするにあらゆる分野で世界の先進国から取り残されておるという。
実際、これまでもっとも給与が多かった1997年の467万3000円をピークに下がりはじめた平均給与は、2018年440万円に戻り、ようやくリーマンショック以前に戻ったに過ぎない。
ですがこれも、非正規雇用を含めた中央値でみると、現在は360万円だ。
1990年代2割程度だった非正規雇用は現在は4割にもなる。
じゃあ、どうやって先進国になるのか?
やはりこれは教育だというのです。
不公平を助長する「英語民間試験」が延期となりましたけど、試験を導入すれば、はたして英語力がつくのかさえ、疑問と言えば疑問ですわ。
いずれにせよ、教育にもっとお金をかけて人材を育成し、先進国を目指さないでどうするって話なのだ。
余計なイージスアシュアなどなど、軍事費を突出させてる場合ではなかろうと思うけど、どうよそのあたり???