おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「総理はヤジ将軍」、先進国でもないから「身の丈総理」か、トホホだなぁ~

2019年11月11日 | Weblog

寝坊して、ただいま午前7時を回っております。

気温は零度、お天気は晴れだ。

日中の最高気温プラス11度になるそう。

今日は曇り時々晴れで、夜遅くに雨の予報だ。

 さて、

きのうのTBSテレビ「サンデーモーニング」では冒頭で、毎日新聞電子版では7日付で「総理のヤジ」を取り上げておった。

ニッポンの総理が野党に対してヤジを飛ばしたのは、ニッポンの憲政史上ではこれまで吉田茂さんしないなかった。

昭和28年の「バカヤロー解散」とは、吉田茂総理が国会で質疑中に「バカヤロー」と野党議員をヤジって、これがきっかけに解散になった。

これっきりだった。

ところが毎日新聞電子版によると安倍さんのヤジは今年だけで20回を超えるという

6日は、加計学園を巡る文書に萩生田文科相の名前が出ていたので、この経緯を問うた今井雅人議員に、閣僚席から安倍さんが「あなたが(文書を)作ったんじゃないの」とヤジった 。

これについては「座席から言葉を発したことは申し訳なかった」と謝罪したが、発言は取り消さなかった。

文書を野党議員がつくるわけがないのに取り消さないのだ。

●実質賃金の伸び悩みを指摘した立憲民主党・大串博志議員に対して「(自民党は)選挙で5回勝っている」(2月18日、衆院予算委)とトンチンカンなヤジ。

ホントのことを指摘されるとヤジるのか?

●首相に「発言に注意してほしい」と指摘した大串議員に「あなたに注意したい」(2月13日、衆院予算委)

この人は国会でケンカを売ってる気分なのか?

●厚生労働省の統計不正問題を巡り、統計作成などの政治的中立性への疑問を指摘する声について「ないよ、そんなもん」(2月4日、衆院予算委)

なるほど、官僚の皆さんは総理に忖度するのが当たり前ってことにでもなるわけ、そこは自信満々なのだ。

●「日教組は(献金を)やっているよ」(2015年2月19日、衆院予算委。砂糖業界からの農相への献金問題を追及されて。後日、事実誤認として謝罪)

全くの大ウソも平気なのだ。

●「早く質問しろよ」(同年5月28日、衆院特別委で)

こんな人、総理の器かね?

そんなこんなで「品格がなさ過ぎる。戦後、こんな首相がいたでしょうか」と嘆くのは政治評論家の森田実さんだ。

そう、安倍さんには品格がないのだ。

一国の総理大臣はたとえてみれば大相撲の「横綱」だ。

横綱が土俵の上で正面から受けて立たず、小兵力士の技「猫だまし」をしてみたりでは、なんとも品格に欠けるのと似たりゴンベ。

平均賃金は35ヵ国中19位でしかないし、教育に対する公的支出はGDP比率43ヵ国中40位という、先進国にもなれないニッポン国にはふさわしい総理かもしれません。

「身の丈に合った総理」とは、なんとまぁトホホなことなのでした。