「扁桃腺は、返答せん!!」
などと駄洒落をかましている場合ではない。
11月は始めっから終わりまで、最悪の風邪引き状態でおました。
12月から1月中旬までは、何事もなくそこそこ健康でした。
ところが1月下旬からまたもや扁桃腺が腫れて、咳は出るわでまたもや不調。
まぁ、11月の地獄の日々に比べりゃまだましだけどね。
こんな調子では、長生きどころか、大病が危惧される異常事態じゃ。
昨夜も不調で早々に寝ちゃいましたです。
そんなこんなの昼休み、ハニーからメールが来ましたです。
「おもいっきりテレビで正しい『うがい』を紹介してたわよぉ」
ふむふむ。
おもいっきりテレビが言うことには、最初にまず「手洗い」。
でもって口の中でくちゅくちゅ15秒、で吐き出す。
次に上を向いてガラガラと15秒なのだそうだ。
例の「あるある」ではないが、ちょいと怪しいような気もするけど…
実はここ2ヵ月ほど毎朝、毎晩うがいをしておるのじゃ。
イソジンとかいう、あの赤黒い液体を毎日口に含んでおるわけ。
ガラガラしたあとの喉のひりひり感がなんとも微妙によろしいのじゃ。
おぢはご幼少の頃、っていうかガキの頃、風邪引くと高熱を出していつもウンウン唸っておった。
そんなわけで、2度にわたって扁桃腺の切除をしておるのじゃ。
昭和30年代、どうやら流行っておったらしいのよ、手術で取っちゃうのが。
ババは貧乏なくせに、流行に敏感じゃった、っていうか病弱な息子を気遣ったのね。
ところが、おもいっきりテレビでは、「扁桃腺を取った人は免疫力が落ちる」とのたまっておったそうな。
ありゃぁ~これが事実なら、あれこれ全て納得じゃ。
ようは扁桃腺がないことで、風邪を引きやすくなっておったわけ。
ババの気遣いが仇になったってことだ。
扁桃腺にしたって、盲腸にしたって、そう無駄なもんが身体のあちこちに付いてるわけがない。
もっとも、おぢの股間には、すでにあんまり役に立たんもんも、ついとるがね…
それにしても扁桃腺がないことで免疫力が落ちるのだとしたら、なんかショックだねぇ。
ってことで、今夜も手洗いして、くちゅくちゅして、ガラガラな夜でござる。
盲腸もない、扁桃腺もない、股間のもんは役に立たん、ってことで、どうにも人より免疫力も精力もないトホホなおぢでござる。
せめて、扁桃腺と勃起力は回復してほしいなぁ、と思う大雪の夜でござった。