先日、(3日(土))都立大島高校農林科の生徒さんによる“椿園ガイド”に行ってきました。
椿祭りに合わせ毎年行われているそうですが、私は初めての参加。
いい歳のおっさんが一人で行って浮くのではないか?
そんな心配をしつつも、どんな話が聞けるのか?楽しみでも有りました。
高校に着くと、新しく整備された駐車場の横にはこんな横断幕。

H28、大島公園の“椿園“”四季折々の花が楽しめる“椿花ガーデン”等と共に
“国際優秀椿園”に認定されているのです。
学校という教育機関が認定を受けたのは初めてなのですね。
世界に誇れる都立大島高校・・・
詳しく知りたい方は(大島町公式HP)こちらから↓
https://www.town.oshima.tokyo.jp/site/tsubaki/icgoe.html
さて、開園時間が刻々と近付き、案内してくれる生徒さん達と先生が集まってきました。
しかし私以外、女性お一人しか姿が見えません。
「ヤバくない!」と思った矢先! 白いワゴン車(タクシー)が入ってきました。
更に伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局のIさんも登場!
結局、総勢10名程に・・・。
いや~、良かったです。ホッ!と胸をなでおろしたのは言うまでも有りません。
お待ちかね、生徒さんの案内が始まりました。

大島高校農林科では、現在、約380種の園芸種を育てているそうです。
ほぼ等間隔に植えられた椿には名前や特徴を記したプレート以外に
黒いプレートが貼られたモノもありました。見ると名前の下にQRコードが・・・。

花の無い時期に来ても高校のHPにリンクしているので
その木に咲く花を、確認して楽しめるとの事でした。
生徒さんたちが、時間を見付けコツコツ作っているそうです。
こちらがそのページ・・・
http://www.osima-h.metro.tokyo.jp/zen/nourin/tsubakien.html
皆さん、早速QRコードにスマホをかざしています。

「花が咲いていれば、直接見て頂いていいですよ~」の声が・・・
確かにそうですね。(笑)
さて、大島に自生している“ヤブ椿”には早咲きも有れば
かなり遅くに花を付ける木も有ります。
満開と言われる時期は無いのですが花期は長いのです。
園芸種も実に様々
すでに根元に沢山の花を落としている種も有れば、まだ蕾だけの木も有ります。

昆虫の居ないこの時期、受粉の手助けを主にするのはメジロやヒヨドリ。

永く花を付け、鳥達に働いてもらう作戦なのですね。
交代で説明を受け持つ生徒さんは
時折アドリブを加えながら、名前の由来や特徴等を丁寧に教えてくれます。

良い香りがする花の前で
「僕、この匂がしてくると卒業式の時期だな~って思うんですよ」の声に
参加していたお姉さま方から「可愛い~!」の声が・・・。
先生は側で見守りながら補足をしつつ、同行している他の生徒さんと共に
花が一番見易い位置に私達を誘導してくれます。

“明石潟”という品種の前では
「ここが昨年、小池都知事がご覧になった一等席ですよぉ~」と先生が手招きします。

小池さんの椅子には座れませんが、立ち位置には行けますね。
やはり花を目の前にして説明を受けると、とても解り易く面白いです。
自分一人で来ていたらきっと
“綺麗だな~”“名前が面白いな~”・・・で終わっているでしょう。
以前、椿に香りはないと思っていましたが
匂椿と呼ばれる種が有り、ヒメサザンカとの交配で作られているとの事や
染色体が3倍体品種で結実しない花や“貝合わせ”の様な遊びが出来る木があり
雄蕊が花びらに変わる種が有る等・・・実に様々、椿の奥深さを感じました。
以前からグローバルのブログでは、椿の花がちょくちょく取り上げられています。
もちろん、ここ椿園の花たちも・・・
そんな訳で、今回は花の紹介は無しにしようと思っていたのですが
折角なので少しだけ画像で紹介致します。説明はプレートで・・・






さて、この大島高校椿園のガイドは
2月17(土)・18(日)にも予定されています。
是非皆さんも、お時間が有れば足を運んでみて下さいね。 By 柳場
椿祭りに合わせ毎年行われているそうですが、私は初めての参加。
いい歳のおっさんが一人で行って浮くのではないか?
そんな心配をしつつも、どんな話が聞けるのか?楽しみでも有りました。
高校に着くと、新しく整備された駐車場の横にはこんな横断幕。

H28、大島公園の“椿園“”四季折々の花が楽しめる“椿花ガーデン”等と共に
“国際優秀椿園”に認定されているのです。
学校という教育機関が認定を受けたのは初めてなのですね。
世界に誇れる都立大島高校・・・
詳しく知りたい方は(大島町公式HP)こちらから↓
https://www.town.oshima.tokyo.jp/site/tsubaki/icgoe.html
さて、開園時間が刻々と近付き、案内してくれる生徒さん達と先生が集まってきました。
しかし私以外、女性お一人しか姿が見えません。
「ヤバくない!」と思った矢先! 白いワゴン車(タクシー)が入ってきました。
更に伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局のIさんも登場!
結局、総勢10名程に・・・。
いや~、良かったです。ホッ!と胸をなでおろしたのは言うまでも有りません。
お待ちかね、生徒さんの案内が始まりました。

大島高校農林科では、現在、約380種の園芸種を育てているそうです。
ほぼ等間隔に植えられた椿には名前や特徴を記したプレート以外に
黒いプレートが貼られたモノもありました。見ると名前の下にQRコードが・・・。

花の無い時期に来ても高校のHPにリンクしているので
その木に咲く花を、確認して楽しめるとの事でした。
生徒さんたちが、時間を見付けコツコツ作っているそうです。
こちらがそのページ・・・
http://www.osima-h.metro.tokyo.jp/zen/nourin/tsubakien.html
皆さん、早速QRコードにスマホをかざしています。

「花が咲いていれば、直接見て頂いていいですよ~」の声が・・・
確かにそうですね。(笑)
さて、大島に自生している“ヤブ椿”には早咲きも有れば
かなり遅くに花を付ける木も有ります。
満開と言われる時期は無いのですが花期は長いのです。
園芸種も実に様々
すでに根元に沢山の花を落としている種も有れば、まだ蕾だけの木も有ります。

昆虫の居ないこの時期、受粉の手助けを主にするのはメジロやヒヨドリ。

永く花を付け、鳥達に働いてもらう作戦なのですね。
交代で説明を受け持つ生徒さんは
時折アドリブを加えながら、名前の由来や特徴等を丁寧に教えてくれます。

良い香りがする花の前で
「僕、この匂がしてくると卒業式の時期だな~って思うんですよ」の声に
参加していたお姉さま方から「可愛い~!」の声が・・・。
先生は側で見守りながら補足をしつつ、同行している他の生徒さんと共に
花が一番見易い位置に私達を誘導してくれます。

“明石潟”という品種の前では
「ここが昨年、小池都知事がご覧になった一等席ですよぉ~」と先生が手招きします。

小池さんの椅子には座れませんが、立ち位置には行けますね。
やはり花を目の前にして説明を受けると、とても解り易く面白いです。
自分一人で来ていたらきっと
“綺麗だな~”“名前が面白いな~”・・・で終わっているでしょう。
以前、椿に香りはないと思っていましたが
匂椿と呼ばれる種が有り、ヒメサザンカとの交配で作られているとの事や
染色体が3倍体品種で結実しない花や“貝合わせ”の様な遊びが出来る木があり
雄蕊が花びらに変わる種が有る等・・・実に様々、椿の奥深さを感じました。
以前からグローバルのブログでは、椿の花がちょくちょく取り上げられています。
もちろん、ここ椿園の花たちも・・・
そんな訳で、今回は花の紹介は無しにしようと思っていたのですが
折角なので少しだけ画像で紹介致します。説明はプレートで・・・






さて、この大島高校椿園のガイドは
2月17(土)・18(日)にも予定されています。
是非皆さんも、お時間が有れば足を運んでみて下さいね。 By 柳場