グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

流木たちの旅

2021年07月18日 | 植物
今から3週間ほど前、「砂の浜」の右手に、大きめの流木が2本並んでいるのを見つけました。

海に向かって右側に見える木は、このままアート展に出せそうな雰囲気でした😊

根っこは、「よくぞこんなに細かく張り巡らしたものだ」と感心するようなモシャモシャぶり!

枝先が、青空に向かっているのもカッコ良かったです。

樹皮はこんな感じ。

一体どなた?

海に向かって左側に見える木は、形は「芸術的」とは思わなかったけれど(これ、あくまでも個人の感想です・笑)

根っこを見て驚きました!

丸い石が、根の中に取り込まれていたからです!

これだけしっかり根の中に入っているということは、丸い石が転がっている環境(たぶん河原付近)で生きていたのでしょう。
樹皮はこんな感じでした。

正体を知りたくて、「樹皮ハンドブック」を調べたけれど、さっぱりわかりませんでした💦

(目がチカチカしてきました・笑)

面白くなって、浜の左手の方も歩いてみたら、今度はこれに出会いました。

長さ5mぐらい。

太さからしてモウソウチクかな?

根はかなり細かく密集していました。
根の隙間の黒い石は、引っかかっているだけの感じなので、きっと海岸でゴロゴロしている間に入ったのかも?

この日で出会った流木たちは、土砂崩れや洪水などで海に流され、長い旅をして大島にたどり着いたのかもしれません。
いったいどこで、どんな暮らしをしていた樹木たちなのか、気になります。

こんど樹木に詳しい方たちに、聞いてみたいと思います😊

(かな)
コメント
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