グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

不思議の共有

2022年10月04日 | ツアー
一昨日、島内在住の森林インストラクターの方が、お友達と一緒に、裏砂漠ツアーに参加してくれました。

森を抜け、開けた所(いつか森になる道)で出会ったのは…

小さなカナヘビ!

フリーズしたようにピタッと止まっていたので、ゆっくり写真を撮れました。

もしかしたら、巨大生物(人間)に出会ったのは、生まれて初めてだったのかもしれません😅

その後、みんなでススキの花の香りを楽しんだり(この日はちゃんと甘い匂いがしました)


むき出しになったイタドリの根を観察したり


地形の変化に見とれたり


青く光る石の“色”を楽しんだり


植物がほとんど生えない環境で、その理由を考えながら遊んだり

もちろん、マグマのしぶき(スコリア)の寝心地も試してもらいました😊

森林インストラクターの方は、緑化を研究されていたそうで、「同じ年の噴火で裸地になった場所でも、その後のちょっとした環境の違いで、植物の再生スピードが大きく異なる不思議」を共有しながら歩きました。

帰りは「溶岩の森」と、「つつじ園」に立ち寄りました。

天気が良かったので、森の中にも光が届いて、倒木に守られるように生えているシュスランを照らしていました。

小さなキノコのオレンジ色も華やかでした。


クルンクルンに巻いているシチトウエビズル(ブドウの仲間)のツルを見た時には、「なんでこんなに巻いちゃったんだろう?」と話題になりました😊

素晴らしい巻きっぷりに見とれながら、「光に透けている葉脈もきれいだなぁ」と思って写真を撮ったら

“クルンクルン”にも光が当たって可愛かったです☺️💖

ハギの花には、ウラナミシジミが訪問中❣️

秋晴れの日の“光”とともに、生命の輝きや不思議を、お客様と一緒に楽しむことができて、幸せな時間を過ごしました😊(感謝)

(かな)
コメント
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