グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ヒメシロモンドクガの背中

2022年10月05日 | 
10月1日、三原山に向かう遊歩道で、道路を這っている派手な毛虫に出会いました。
(ここから先は、毛虫嫌いの方は読まないでください・笑)

黒、白、黄色、オレンジ…。鮮やかなな色使いだけでなく、毛もフサフサでカッコイイ毛虫です。

すぐには名前を思い出せず、帰宅してから調べたら「ヒメシロモンドクガ」が一番近いようでした。でも…

ネットや図鑑に出ているものは、背中の毛がクリーム色なのに、この毛虫はこげ茶だったのです!

10月2日、裏砂漠の観測機器の上を這っている同じ色の毛虫に遭遇しました。

やっぱり背中の毛は「こげ茶色」!
お客様が同じ日に見た別個体も、同じ色使いだったそうなのです。

「もしや黒い溶岩の島だから、背中の毛が黒っぽくなったのでは?」と仮説をたて、過去のブログを調べたら、2011年6月のブログに願法が写真を載せていて、その写真↓の毛虫はきれいなクリーム色の毛でした。

??

ってことは、たびたび噴火の影響を受け、黒い地面が多い三原山周辺や裏砂漠の個体だけが、背中の毛が黒っぽい色になったとか??

10月4日、三原山に向かう遊歩道で、またまた出会いました!

あら?…クリーム色っぽい😅

こげ茶は、ただのカラーバリエーションだったのかな?
それとも、成長段階で色が変わるとか??

どなたか、詳しい方に教えていただきたいです。

それにしても、ツアーに行くたびに出会うヒメシロモンドクガ。
今年は特別多い気がするのですけれど、皆さんの周りではいかがですか…?

(かな)
コメント
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