グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

秋の雨の日ならでは

2022年10月16日 | ツアー
昨日は、都内に住むご夫婦と、裏砂漠ツアーに行ってきました。

「昼ごろまで小雨、午後から曇り」の天気予報と雨雲レーダーを見て、最小限の雨装備(お客様は傘と雨がっぱ)で、出かけたのですが…

森には、予想より大きな水たまりができていました。

雨は時々止むものの、けっこうしっかり降り続き、アザミに来ているのは、猛スピードで翅を動かしてホバリングしながら蜜を吸う蛾(ホシホウジャク)だけで、蝶は一切姿を見せず

「蝶は濡れるのが嫌なのかな?」と、言いあいながら歩きました。

お客様が、雨で元気いっぱいのコケと枯れ葉で、素敵な写真を撮影されていたので、私も同じ位置から写真を撮ろうとしたら

お客様が更にもう1枚、枯れ葉を追加してくれました💖

裏砂漠も雨でしたが、めげずにお茶を飲み😊

晴れた時には味わえない、黒と白だけの不思議な風景の中でシャボン玉!

奥様は、一人で遠くを歩いて動画をとり

旦那様は、パラボラアンテナみたいになった傘を片手に、火山弾を持ち上げてポーズをとってくれました!

雨にも負けない笑顔が素晴らし〜😊

奥様は、「ここまで濡れたら傘をさしても、ささなくても同じ」と言って、サッソウと歩いていきます。


帰り道は、時々霧が薄くなり、遠くの景色が見渡せました。


草木が生えているエリアは、風は弱く、小雨が続いて水分たっぷりだったので、綺麗な水滴があちらこちらに!

「あそこもキレイ!」と、撮りまくり(笑)

「連なった水滴の橋の上に乗っている人」という写真も撮れました(笑)


雨で遠出をしなかった分、森の中を歩きました。

森では、青緑色のキノコ(ロクショウグサレキン)が、雨のせいか、ますます数を増やしていました!

「笛みたい」byお客様😊
ダンゴムシ付きで、キノコの数がゴージャスなのもありました〜😊


足元にはオオバエゴノキの実と種子(たぶん)が、いっぱい落ちていました。


森を抜けたらクサギの実に、再び水滴!

お客様と一緒に「秋の雨の日ならでは」の景色を、いっぱい見つけて遊びました。

雨でも楽しい一日でした(感謝)

(かな)
コメント
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