グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

今日が最高!

2023年11月23日 | ツアー
今日は、東京と千葉からお越しの女性2人旅のお客様と、三原山に登ってきました。

スタート時の風景がこちら。

三原山の上に黒い雲の塊があるのが気になりましたが、黄色く色づいた木の葉が美しかったし

溶岩地帯に自生しているヤブツバキには、真っ赤な花が咲き始めていました!

(季節の移ろいを感じました)

「ブラタモリ」が大好きで「伊豆大島の回も3回とも見た」というお客様たち。
縄模様の溶岩を見て「洗濯板みたい」と言って「洗濯のポーズ」をしてくれて…

37年前に山を流れ降った溶岩の上では「流れ」のポーズ!🤣

何度も「すごい〜!」と繰り返しつつ、素敵なパフォーマンスをしてくれるお客様たちに、私もすっかり楽しくなりました😊

風が強くなってきたので、風を避けながら避難壕でランチタイム。

最初は火口を一周する予定だったのですが、相談した結果、無理をせず近い方の火口展望所に行くことになりました。

展望所に向かう道では、灰色の雲が右から左へ、猛スピードで流れていました。

噴気と雲がぶつかり合い、渦を巻く風景は大迫力で、3人で見とれっぱなしでした😊

火口展望所には「ゴオオ〜!」という音を立てて、風が吹き付けていました💦

「強風感」を写真に撮ろうと、お客様がリュックから取り出したのは…

「男闘呼組」のタオル!(実は私、この時「男闘呼組」が何か、わかりませんでした😅💦)

帰り道、灰色の雲が、渋〜い景色を作っていました。

青空の時も素敵ですが、この景色も、何とも言えない迫力があって心惹かれます。

またまた、みんなで「すごい!」と言いあいながら歩きました😊
 
西側斜面を降る予定で歩いていくと、光り輝く海面に雲の影が映り

それがやがて、一筋の光の帯に変わり、

どんどん変化する景色が、楽しかったです。

下山の頃には、富士山がクッキリ見え

見とれっぱなし!

三原山の斜面には、春に花が咲くハマナデシコに、まだ花の残骸(?)が残っていました。

お客様は、やや小さめのバッタを教えてくれました。(クルマバッタモドキ?)

どちらも、今の時期に見ることは、あまりない生きものです。
暖冬の影響でしょうか??

太陽の位置が次第に低くなり、ススキが綺麗そうだったので、ちょっとコースを変えてススキの群生地へ。

キラキラの光に囲まれて、しばしの時を過ごしました。

しかしこの後、草のない火山灰地帯に行ったところ、「ゴ〜!」という風と共に、砂粒が飛んできて「痛い!」という事態に💦

本当に、メリハリのある体験でした(笑)

両側に木が生えている場所まで行ったら、風が弱まったので、シャボン玉をしてみました。

周りの草木がシャボン玉に映り…

とても綺麗で、コーフンしました(笑)

ツアーが終わり、スタート地点近くに戻ってきたら、空は雲がほとんどない青空に変わっていました。

火口で見た動き回る雲が、夢の世界だったように感じました。

ポジティブなお客様は「いろいろな体験ができて良かった。今日が最高だった」とおっしゃっていましたが、私も同感でした😊

素敵な時間を一緒に作ってくれた、お客様に感謝です。
ありがとうございました!

(かな)
コメント
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