グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アカコッコ

2024年06月08日 | 
アカコッコといえば三宅島、三宅島といえばアカコッコ。
というくらい三宅島を代表する鳥ですアカコッコ。

枚数多いですがご覧下さい。

記念すべき三宅島でのアカコッコ初撮影は・・・



・・・早朝の暗い森でした。
なのでほとんど真っ黒な鳥として記録され、補正にずいぶん苦労しました(汗)
よく見ると足環が付いています。


同一個体。
写真を見るとこの撮影時の様子が思い出されてなんとも幸せな気持ちになります。
アカコッコ、イイジマムシクイ、タネコマドリ、モスケミソサザイたちのさえずりがありありと蘇ります。

こちらは宿の近くに縄張りを持っていた子。



え!
こんな町中に⁉️ってなところにいきなり現れました。
だもんでガッツリ人工物止まりです・・・

もっと自然なところに止まってるアカコッコだよ!
それが見たいし撮りたいんだよ!

んで。





次のチャンスも電線止まり(泣)

この子はクチバシがちょっと変形していました。

でも生活に支障はないようでメスともペアになっているようでした。

あまり人を気にしない性格だったのでしばらく見ていると・・・





やっと見晴らしのいい枯れ木に止まってくれました!
そして元気よくさえずっています。

その後は地上で食べ物を探したり。







この時奥さんらしき姿をチラリと見ました。

また樹上でさえずったり。

結構いろんな声で鳴くんですね。
とても感激しました。

同じ場所での別個体。

クチバシが変形したオスと争う姿が見られました。

なかなか出会えなかったメスにも会えました。











車の中で待っていると狙った場所に降りてきました。
こ、これは・・・アカハラのメスと酷似してるじゃないですか!
万一冬に大島で出会っても見分けつかないかも・・・




同一個体の枝止まり。
どうです?
まるでアカハラメスです。

また違う場所で食べ物を探すオスを見つけました。















道路にミミズをまったく見なかったのでなんかイモムシだと思います。
ヒナに持っていくのかと思ったら自分で食べましたね。

最後は大路池のほとりで出会ったオス。

もうちょっと明るかったよかったんだけど・・・

アカコッコ、数が減っていると言われていますが全然そんな感じはしませんでした(最盛期を知らないので)
車で走っていても路肩から飛び出す姿を何度も目撃しましたし、至る所でさえずりを聴きました。
三宅島のアカコッコ、とにかく感激でした。

がんま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする