同級生旅行の女子旅のお客様と、1日ツアーにいってきました。
リクエストは火口〜裏砂漠ツアーだったのですが、今朝の天気予報は、午前中は雨、午後が晴れか曇り…。
お客様と相談して、午前中に裏砂漠、午後から山以外の場所を回ることになりました。
歩き始めに、可愛いピンク色に色づいた紅葉のタネを見つけ、そのキュートな色に足が止まりました。
(ピント合っていませんが💦)
霧雨で風も弱かったので、私の大好物の水滴と、秋を彩る美しい実のコラボも魅力的でした!
オオムラサキシキブや
サルトリイバラがツヤツヤでした!
ススキの茎には、粒の水滴が並んでいて「ゴージャスですよね」ということで、
立ち止まって鑑賞しました。(そして、またまたピントが合っていません💦)
裏砂漠は、キッパリ
霧でした!(笑)
雨も止んだので、ここでお茶を飲み、寝転がって空を見上げた時、「真っ白〜!」とお客様。
その言葉を聞いて、”そういえば霧の時の空って撮ったことないかも!”と気がついて、私も寝転んで空を見上げてみました。すると…
空だか何だかわからない、ライトグレー一色の写真が撮れました🤣🤣🤣
そして、せっかく寝転んだので…
空だけでなく「語り合う同級生」の写真も撮ってみました〜😊
帰りはもう、水滴は消えていたけれど、ハチジョウアキノキリンソウの黄色い花が、ミニブーケみたいで可愛かったし
霧の森も幻想的で素敵だったし
久しぶりに見る、オレンジ色の粒々も鮮やかでした。
(これを見て、お客様はすぐに「何かの虫の糞」と見抜かれていました→実はゴマフボクトウという蛾の糞です)
午後は地層や波浮港を歩き、最後に「砂の浜」で、のんびり時を過ごしました。
ときどき雲の隙間から出てくる太陽が作る、海の上の光の帯に見とれ…
耳の長い動物(犬かな?ウサギかな??)みたいな流木を、写真に撮り
海岸を、少し遠くまで歩きました。
右手奥に見える流木が、気になって仕方がなかったのです。
まるで、タテガミの長い怪獣のような形に見えました。
近づいてみると、片側からだけ密集して枝が延びている不思議な形をした流木でした。(枝は全て樹皮がはがれて白くなっていました)一体何者?
木の正体はわかりませんでしたが、ちょうど直前にお客様が「イタチ」らしき動物を見ていたこともあり、「イタチは、こういう枝の間や窪みに隠れて、海を超える大冒険をして島にやってきたのかな?」と話しあいました。(イタチすごい!)
根っこには、本土の河原か海岸にあったと思われる、丸い石が挟まれていました。
いったい、いつ、どこから、流れてきたのでしょうか?
その後、お客様は、2人で薄いピンク色の貝殻(たぶんサクラガイ)を探し
記念写真を撮られていました。
誰一人いない、美しい夕景の中で過ごす時間は格別でした。
帰り際、やや大きい波が来て、「耳の長い動物みたいな流木」が転がされ、少し向きが変わってしまいました。
もっと大きい波が来たら、この流木は、また新たな旅に出るのかもしれません。
そう思うと、今日「砂の浜」で出会った景色は一期一会。
火口や裏砂漠の広大な景色を見ていただけなかったのは残念でしたが、やはり今日も、素敵な1日でした。
共に時間を過ごしてくださった、お客様に感謝です!
ありがとうございました!!
(かな)