グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

カタバミのチカラ

2024年06月20日 | 植物
今日の主役は、今の時期、たくさん足元に広がり、
ハートの形の葉っぱがかわいいカタバミ


植物図鑑にカタバミで10円玉をこするとピカピカになると書いてあったので
早速、やってみました〜!

用意したのは、庭から引っこ抜いたカタバミと年季の入った10円玉です


早速、磨いてみました!
磨くとあっという間にピカピカに✨


そのまま、全て磨くと10円玉に美しい輝きが✨


ご覧の通り、カタバミで10円玉が生まれ変わりましたー!
Before

After


どうやら、カタバミに含まれるシュウ酸の効果だそうです。

実は、夫が銅の職人なので、うちにはたくさんの銅製品があります。


銅製品を磨くのにはたくさん、カタバミが必要そうですが、
身近な銅とカタバミがこんな風に反応し合うなんて
素敵なご縁を発見した日となりました🤗

(ユリカ)
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ナガコガネグモ観察記・その5

2024年06月19日 | 
昨年夏から秋にかけて、自宅玄関横の手すりに巣を張って、4つも卵を産んだナガコガネグモ。
126日間の観察の中で、1度もオスの姿を見なかったので、卵嚢の中の卵は無精卵で腐ってしまうだろうと思っていました。

母グモの姿が消えたのは、昨年10月24日。
卵嚢を守るように張り巡らされていたクモの糸は(写真は昨年12月3日)

だんだん少なくなり、1本の太い糸のようになって卵嚢を繋いでいました。

細い糸を撚り合わせて、丈夫な太い糸を作った感じです。


今年の3月9日。
卵嚢は4個とも健在でした。

(この縦に並んだ3つ以外に、少し離れた左側に、もう1つ卵がありました)

3月22日。
悪天候の日の後、卵嚢は3つに減ってしまいました。

卵はだんだん萎れてくるので、「いつ中身を調べようか?」と思いながら、「もし万が一、中で小グモが生きていたら卵嚢を開けたら死んでしまうかも…」と思い、決断できず、どんどん時が過ぎていきました。

4月25日、下見で森の中を歩いた時、

道沿い2ヶ所で、クモの子どもが生まれていたのを見て

我が家の(?)ナガコガネグモの卵嚢を1個、調べてみることにしました。

4月27日、よりシワシワの卵嚢の方を、開けてみました。

卵嚢の外側の袋の部分は、私の予想よりずっと丈夫で、手ではなかなか開けることができず、ハサミを使って切ってみました。すると…

なんと、中から1ミリもないようなクモがどんどん出てくるではありませんか!!

オスの姿を一度も見ていないし、卵は腐っていると思っていたので、子どもが育っているとは思わず、次々に出てくる子グモたちを見て驚きました!

少しでも高いところに登ろうとする小グモたち。

もう夕方だったので、この日はスケールを当てて、卵嚢と子どもの大きさだけ測って、観察終了しました。

袋を切らなかった卵嚢の方は、手すりの板に縛って継続観察することにしました。


4月29日。
小グモたちはさらに増え、集まっていました!


5月6日
まだ生きている子どもたち。

こんなふうに、数日間にわたって卵嚢から出てくるということにも驚きました。

(一度に出るものだと思っていたので)

子どもたちが出てきた卵は、翌日には風で飛んでしまい、卵嚢は残り2つとなりました。

さて、それらは、どうなったでしょうか〜?
続きは明後日に!

(かな)
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10回目のジオツアー(2日目)

2024年06月18日 | ツアー
東京学芸大学のスキューバダイビングサークル「NEPTUNE」の新歓合宿2日目。前日にダイビングした皆さんと、裏砂漠に行ってきました。

夜中に大雨が降ったものの、ツアー開始の頃には雨が上がり、森の水たまり横の木には、モリアオガエルの卵が1つ増えていました。

水たまりも広がったので、“映え写真”の撮影にチャレンジ。

森を抜けた水捌けの良い場所にも、小さな水たまりができてて、ホオジロ(鳥)が水浴びに来ていました。

水はけの良い火山の島で暮らす鳥たちにとって、雨上がりの直後だけ現れる小さな水たまりは、とても貴重な場所なのでしょうね。

そして、雨上がりの絶妙なタイミングの時にだけ見られる、キラキラの水滴。

足元の小さなイネ科植物も、たっぷりの水滴がついていたので、みんなで観察しました。

キレイ〜💕

今年もこの景色に出会えて、嬉しかったです☺️

みんなで、マグマの飛沫(スコリア)を放り投げて噴火を再現。

ジオ・ロックガーデンでは、前日の学生さんたちと同じ場所で記念撮影。

こんな写真を撮っている人もいました。

😁

近くで満開のイタドリを発見!

普通は夏の終わりに満開になる植物で、2ヶ月ほど早いですが、綺麗に咲いていました〜。

裏砂漠では、30分の滞在時間をとって、たっぷり遊びたいと思っていました。
到着してすぐに始まったのは、短距離走!

スタートしてまもなく、一人転びそうになっていましたが…

なんとこの体制から立て直し、点のように小さくなるまで走って行きました〜。

速い!!

恒例のシャボン玉は、それぞれがポーズを工夫していたけれど、中でも面白かったのは…

組体操?

前日同様、全員でジャンプ!

そして、この後に、スゴイポーズが!!

一人が「人類の進化」と言ってしゃがんだら、他の学生さんたちが次々に後に続いて、このポーズを完成させていました!

これ、みんなの頭の中で「人類の進化」の絵柄が共通認識としてないと、できないポーズですよね??
すご〜い❤️

最後に存在感のある石に座って、「ここはやっぱりこれだな」と作ってくれたのは…

めざせ千手観音!?🤣

ということで、たっぷり遊んで裏砂漠を後にしました。

帰り始めたら、前日と全く同じパターンで雲が出てきて、景色を覆って行きました。
2日間とも、裏砂漠の広さの中で過ごしてもらえて良かったです。

更にこの日は、毎年ガイドリクエストしてくれる市立千葉高校卒業の女子学生がいて、その時の伊豆大島フィールドワークで地学にハマったそうで、2年半前の写真なども見せてくれて、感激しました。

楽しい裏砂漠ツアーでした💕(感謝)

(かな)
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外歩きぷらぷら

2024年06月17日 | 植物

 

 

   暖かくなると水蒸気の為か富士山の見える率が少なくなっていたようです。え!小さい?  う~ん おおきくなれ~~~~ ね!おおきくなったでしょ?

こんな木見つけた。串刺し団子?ねじりパン? 今はないけれど太い葛の幹に締め上げられていたのか?木に聞いてみたいな?

                         

 今年初めて見たヤマボウシですがわが家ではまだ咲いていませんでした。

わが家の方が暖かいと思うのですが、関係ないのでしょうか。(しま)

                           

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10回目のジオツアー(1日目)

2024年06月16日 | ツアー
昨日と今日の2日間、東京学芸大学のスキューバダイビングサークル「NEPTUNE」の皆さんと、裏砂漠に行ってきました。

毎年の新歓行事で、ダイビングとジオツアーを1日ずつリクエストしてくれて、今年10回目のジオツアー。昨年同様、ダイビングもジオツアーも、半分ずつ2日間に分けました。

一昨年が火口、昨年が外周だったので、今年は裏砂漠に行くことにしました。

歩き始めの森で、「素敵〜!」と盛り上がる女子大生たち。

カメラを向けたら、ポーズを決めてくれました!

水たまりの横にある木に、モリアオガエルの卵が産み付けられていて

「教材になる」と写真を撮っている学生さんが約1名😆

ジオ・ロックガーデン入り口(?)にある岩は

「羊がいる!」とのことで、皆の意見が一致していました。

ゴツゴツの溶岩の上で、1回目の集合写真!


まだ背の低い(樹高80cmぐらい?)ニオイウツギの木に、目一杯花が咲いていて

健気な感じが可愛くて、心惹かれました💕


裏砂漠の黒い地面の上では、体長1cmぐらいのカマキリの子を、学生さんが見つけてくれました。

こんなに小さな生き物にとって、隠れるところのない裏砂漠を歩くのって、危険がいっぱいの大冒険ですね😅

イタドリの赤い若葉がたくさん、顔を出している場所がありました。

他ではあまり見かけないのに、なぜかここにだけ集中していました。

少し高いところまで登ったら、富士山が綺麗に見えました!

なので…

シャボン玉に富士山を入れてみました☺️

そして久しぶりに…、飛びました!

男子2人が、カッコ良いジャンプを見せてくれたので、みんなも続いて…

やった〜‼️

トリック写真も良い感じでした😆

たっぷり遊んで、みんな良い笑顔!

そしてこの後、雲がどんどんやってきて景色を隠していきました。
(ギリギリセーフで、広い景色の中で過ごしてもらえて良かった〜)

帰り道、5分ほど余裕があったので、店の近くの海へ!

なにしろ皆、海が大好きでなので、あっという間に波打ち際に行き、波と戯れていました☺️

溶岩と海と富士山の組み合わせが、カッコよかったです😁

何人も「島に住みたい!」と語っていたので、実現したらよいなぁ〜と思いました❤️

(かな)
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モスケミソサザイ

2024年06月15日 | 
三宅島の鳥、今回はミソサザイの亜種モスケミソサザイです。
大島でもミソサザイは確認されていますがそれがモスケミソサザイかどうかは今のところわかっていません。
私が生きているうちにわかるといいなぁ。

さて、画像です。
まずは暗ーい森にいた幼鳥。





えっと・・・ちょっとカメラの設定が間に合わなくてこんなんなってしまいました(汗)
でもかわいさは伝わると思います。
たぶん初めて出会うニンゲンに興味津々だったのでしょう。

続いては成鳥。



一瞬、明るい所に出てきてくれました。
もちろん美しいさえずり付き。
でも鳴いているのかよくわかりません。

次のチャンスは・・・



大きなクチを開けてさえずっている姿を捉えることができました。
小さな体でよくあんな大きな声が出ると感心、感嘆、感激です。
モスケミソサザイ、島の至る所でさえずっていました。

がんま
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スイカズラは、いつか変身するか?

2024年06月14日 | 植物
春になると開花して、甘い香りがする「スイカズラ」という花があります。
海岸を散歩していて、この花の姿に驚いたのは、3週間ほど前の5月22日のことでした。

海を背景に咲き誇るスイカズラの花。

まるで人が作った花壇か何かのように、見事に花が並んでいました。

なんで、これを見て驚いたのかというと、私のイメージではスイカズラは、「林縁や道ばたの花」というイメージだったからです。

私の店の前の道路脇にも、こんな感じで生垣の木に這い上がり

もともとある別の植物に巻き付いて、花を咲かせているイメージでした。

とはいえ、確かに10年以上前から、少し葉を厚くして海岸に進出しているスイカズラを観察していましたが、あまりに見事に群生していたので驚いた…。というわけです。(私が山ばかり歩いているので、花の時期に海岸を歩いていなかったから気づかなかったのでしょうか?😅)

しばらく周りを歩いて観察したところ、もっと海の近くにも咲いていたりして…

完全に「私は海岸植物です」っていう感じででした。

「ここは高い木がないから、横に這って広がっているのかな?」と考えながら進んで行くと…

ビヨ〜ン!って感じで、やっぱり高みを目指したい個体もいました😆

頑張っている姿が、健気というか何というか…。
でも、この作戦は…

ここでは諦めた方が良いかもですね(先輩たちはみんな枯れていました😅)

スイカズラの海岸進出が、どれぐらい進んでいるのか調べたくて、3日後に少し遠く(1kmちょっと離れた場所)まで歩いてみました。

道脇にスイカズラはあるものの、群生は見られず、他の植物たちに囲まれて光を奪う競争に勝つのは大変そうでした。


たまたま別の植物のことで、屋久島の小原さんというガイドの大先輩から連絡をもらい、写真を見てもらったところ「屋久島にはスイカズラに似ているけれど、若枝や葉に毛がない「ハマニンドウ」という植物がある」と教えてもらいました。(ハマニンドウは海岸の植物なのだそうです)

伊豆大島の海岸のスイカズラたちは、みんな立派な毛がありました。

いつか伊豆大島のスイカズラが、茎や葉っぱの毛を無くし、ハマニンドウに似た姿になる未来が来るのでしょうか?

それともスイカズラは、このままで海岸に進出していくのでしょうか?
あるいは他の植物に負けて、海岸から撤退するのでしょうか?

見届けられないとは思いますが💦、これからの変化に注目して、散歩したいと思います☺️

(かな)
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フランスからお越しのお客様と 2日目

2024年06月13日 | ツアー
先週、ご案内したフランスからお越しのお客様のツアーの2日目のご報告です。
Here is the report for the second day of the tour for our guests from France,
whom I introduced to you last week.

1日目からお客様が富士山を見たいとおっしゃっていて、
晴れれば伊豆大島から見えるということをご存じなかったのですが、
初日は山を登っても雲で覆われていて、見えず...
From the first day, the guests expressed their desire to see Mount Fuji.
However, on the first day, even after climbing the mountain,
it was covered in clouds, so we couldn't see it...

2日目の朝、かろうじて山のてっぺんだけ見えていたので、一番にサンセットパームラインへ
ご案内しました。
On the morning of the second day, although it was still covered in clouds,
we could just barely see the tip of the mountain,
so I took them to Sunset Palm Line first thing.


雲に覆われているのですが...
However, it was covered in clouds...


どこに見えているかわかりますか?
Can you tell where it is?


こんなかろうじて見える富士山でも、喜んでくれ、
「わたしたちにとってはFujiは日本の象徴」と言って何度も写真を撮っていらっしゃいました。
Even with just barely seeing Mount Fuji,
they were delighted and said,
"For us, Fuji is a symbol of Japan."
and took many photos.

しばらく海をながめていると、ジェット船がすれ違う光景が!
While we spent some time looking out at the sea,
we saw jet ferries passing each other!






島に住んでいても、ちょうどいいタイミングで見ることは少ないので、
なんだか嬉しかったです!
Even though I live on the island,
it's rare to see them passing at just the right moment,
so I felt quite happy!

2日目は島を一周ぐるっと巡りコースで、まずは、地層大切断面へ!
On the second day, we circled around the island on a course,
starting with the geological cross-section!


フランスのお客様でバームクーヘンはわかっていただけました😉
Our French guests understood Baumkuchen!

そして、波浮港では、見晴台に寄ってから、みなとや旅館に向かいました。
3階建の木造の建物に関心を示されていました。
And then, at Habu Port, after stopping by the observation deck,
we headed to Minatoya Ryokan.
They showed interest in the three-story wooden building.

靴を脱いで中に入って、和の雰囲気あふれる旅館を歩き、
Taking off our shoes, we walked through the ryokan
filled with a traditional Japanese atmosphere.


最後は、記帳もしてくださいました〜❣️
She also signed the guestbook!


こちら、旧甚の丸邸のお庭にある宮川哲夫氏の詩の石碑。
味わいのある字体の上、詩の意味も「公園に関すること」くらいしか説明できなかったので、
お客様はgoogleの翻訳機能を使って、詩の解読を試めしていましたが...
やはり意味はわからなかったそうです。
This is a stone monument of Tetsuo Miyagawa's poem
in the garden of the former Jin-no-maru residence.
The font is quite charming,
but since I could only explain the meaning of the poem as being "about the park,"
the guests tried to grasp it using Google's translation function...
However, they still couldn't understand its meaning.


お昼にさしかかり、お昼は軽いものでということで
島京梵天さんに寄りました。
Around lunchtime, since they wanted something light, we stopped by TokyoBonten.


初めてのたい焼きにご満足いただけました😇
I was glad that they enjoyed their first taiyaki.

午後は、裏砂漠へ〜!
We headed to the Ura Sabaku Desert in the afternoon.


他に誰もいない黒い山をお二人が登っていくのも絵になりますね✨
It makes a picturesque scene,
the two of them climbing the black mountain with no one else around.


櫛形山の山頂に到着です!
We've reached the summit of Mt. Kushigata!

昨日登った三原山が目の前に!
Mt. Mihara, which we climbed yesterday, was right in front of us!

最後に泉津の切り通しに寄って港までお送りしました。
Finally, we stopped by the Senzu Path Cut and then took them to the port.


島に雰囲気の違う景色たくさんあることに感動されていました!
そして、景色を眺めるだけでなく、説明があったことでより味わいが深まったとの
ご感想をいただきました😌✨
They were impressed by the many different landscapes on the island!
Additionally, they mentioned that not only the view but also the explanations provided enhanced their appreciation.

2日間、大島のご案内をさせていただき、ありがとうございました。
Thank you for allowing me to guide you around Oshima for the past two days!

(ユリカ)
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旬の花を楽しむツアー後半

2024年06月12日 | ツアー
昨日の「旬の花を楽しむツアー」の続き。
お昼を挟んで、午後からはウツギの花狙いで裏砂漠へ!

歩き始めてすぐ、地面を歩いている黒い蜘蛛に出会いました。

メタリックな黒いボディに、太い白線がめちゃめちゃカッコいい蜘蛛!!

大興奮して写真を撮りながら、「来てよかった〜!」と心から思いました。
(帰宅後調べたら、蜘蛛の正体は「ジグモ」で、以前ブログに2回ほど登場していました。地面に筒状の巣を作り、ほとんど姿を見ることはできないそうです)
https://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/cfbc93ba3f59a7b1dc8e65cf32b19683

蜘蛛の後は、癒し系で(笑)

ピンクに色づいたオオモミジの実を観察しました。

カワイイ☺️

そして、この水たまりでは…

1cmぐらいの小さなカエルを激写しました!

しかし、いっぱい撮ったのに、カエルの形に見えるのはこれ1枚だけでした(笑)

地面にはハチジョウイヌツゲの小さな花が、「小花柄」を作っていました。

黄色いのは落葉した古い葉っぱです。
花も盛りです!

若葉を出して花を咲かせて、古い葉を落とす…。イヌツゲにとって、いろんなことを一度にやる、忙しい時期なのですね〜。

秋にはピンクに色づくマユミの実が大きくなり

秋に真っ赤になるサルトリイバラの実も、大人っぽく(?)なりました。


目的のウツギの花は、前日よりも散っているものが増えましたが、まだ見事なものも複数ありました。

「これは見事だわ」とRさん。木の中にスマホを入れて撮影中。

私も真似して撮ってみたら、あらら…。花が、花が写ってない〜😅

で、指導を受けて練習しました(笑)

三原山を背景に、凛と立つウツギの花。

綺麗に咲いていてくれてありがとう!

お客様は足元の、もしゃもしゃの草が「かわいい」と注目されていました。

で、またまたスマホを中に入れて撮ってみました。

蟻になった気分になれるかも?笑

裏砂漠でお茶を飲んでいたら、怪しい黒い雲がやってきたので、早めに退散。


帰り道では、美しい緑色のモリアオガエルに出会ったので、みんなで激写。

生きもの好きの皆さんと、楽しい時間を過ごしました。

(かな)
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旬の花を楽しむツアー(前半)

2024年06月11日 | ツアー
30年近く前からダイビングに通ってくれていたお客様(Rさん、Mさん)が、山のツアーに参加してくれました。

本当は火口一周をする予定でしたが、椿花ガーデンの紫陽花や、裏砂漠のウツギが旬であることを伝えたところ、「旬の花を見るツアー」に変更。

で、午前中は椿花ガーデンへ!

先週(6月2日)は一つしか咲いていなかった「大島緑花」の花が、グッと増えていました。

緑色の飾り花が美しく、小さな青い本物の花が咲き始める今の時期が、一番綺麗かもしれません。


せっかくなので、前回のブログに載せられなかった花も、少し。

園芸種の紫陽花に詳しいRさんが、「初めて見る色」と語っていたピンクの花!

白い縁取り!

ワインカラーの縁取り!

清楚な薄紫色!

小さいのがいっぱい!

純白!

綺麗〜💕

紫陽花以外では、生垣などによく使われている植物に「花が咲いている」とRさんに教えてもらいました。(「コノテガシワ」というヒノキ科の植物らしい)

小さい薄茶色の4つあるのが花で、薄緑色のゴツゴツしたのが果実らしいです。

こういう園芸種の木に注目したことがなかったので、驚きました〜。

あと、木の幹がごっそり半分なくなっているヤシ(?)も見つけて教えてくれました。

強風で裂けてしまったのでしょうか?

半分なくなっても、まだ頑張って立って葉をだしている姿に、圧倒されました。

観察力のあるお客様たちのおかげで、何倍も楽しく散策しました!

午後の裏砂漠ツアーは明日に報告します。

(かな)
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