閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

矢田川夕景 (5)

2010-02-08 | 自然景観
今の名古屋の日没時刻は5時半くらいになったが、夕陽の沈む位置は、地図で見ると三重県の鈴鹿山脈あたりになる。遥か遠方に小さく見える山は御在所岳だろうか。晴れた日には名古屋駅前の高層ビル群がよく見えるが、もう何日か経つと、この橋の上からはその高層ビルの向こうの山に夕陽が沈むようになる。













お世辞にも綺麗な清流などとは言えない矢田川中流域にも、何羽かのカワセミが棲みついていて、散歩に行くと時々見掛ける。カメラを持っていない時には、僅か数メートルしか離れていない木の枝まで来て歓迎してくれるのに、望遠レンズを付けたカメラをぶら下げて行けば、川面をキーキーと鳴きながら飛んで行くだけで、なかなか近くの枝には寄ってこない。この川にいるカワセミは可愛げがまるでないが、この日は、こちらが手ぶらだと見て安心したのか、直ぐ近くの枝に留まって、こちらを意識しながらチラチラと見ていたので、ポケットに入れていたコンデジをそっと取り出して撮ってやった。5mくらいの距離しかなかったと思う。かなり近かったとはいえ、何ぶんにも小さなコンデジで撮った画像だから、小さくしか写っていなかったので、この画像は少しトリミングしてある。背景が暈けていないので見難いが、せっかく被写体になってくれたカワセミのためにも、証拠写真としてついでに載せておくことにする。


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