色も模様もよく似たシジミチョウの仲間を3つ載せておこう。初めの2枚はツバメシジミ(燕小灰蝶)で、3枚目はミズイロオナガシジミ(水色尾長小灰蝶)、最後の2枚はヤマトシジミ(大和小灰蝶)だと思う。いずれも色や大きさなどの姿はよく似ているが、翅の模様に違いがある。
翅を閉じている画像しか撮れなかったが、ツバメシジミの翅の表側は、やや灰色がかっているものの、光沢のある青色をしている。多少の濃淡はあるが、雌も雄も似たような色の筈で、一昨日載せたトラフシジミと同様に、春と夏では少し色変わりするようだ。
ミズイロオナガシジミは、名前に“ミズイロ”と付いていても、前翅も後翅も裏側は水色ではなく灰色をしていて、黒い帯状のV字模様が特徴だ。それに後翅の突起と橙色の二つの小さな斑点がアクセントになっている。表側は全体が黒褐色をしている。この蝶もなかなか翅の表側を見せてくれなかった。
ヤマトシジミは、西日本では最も普通に見られるありふれたシジミチョウで、翅の裏側は全体が灰色で、小さな黒い斑点模様がたくさん付いているだけの地味な蝶だ。翅の表側は、雄は黒地にやや青みがかった光沢があるが、雌は黒褐色のみで殆ど目立たないから、この画像に写っているのは雌のように見える。
翅を閉じている画像しか撮れなかったが、ツバメシジミの翅の表側は、やや灰色がかっているものの、光沢のある青色をしている。多少の濃淡はあるが、雌も雄も似たような色の筈で、一昨日載せたトラフシジミと同様に、春と夏では少し色変わりするようだ。
ミズイロオナガシジミは、名前に“ミズイロ”と付いていても、前翅も後翅も裏側は水色ではなく灰色をしていて、黒い帯状のV字模様が特徴だ。それに後翅の突起と橙色の二つの小さな斑点がアクセントになっている。表側は全体が黒褐色をしている。この蝶もなかなか翅の表側を見せてくれなかった。
ヤマトシジミは、西日本では最も普通に見られるありふれたシジミチョウで、翅の裏側は全体が灰色で、小さな黒い斑点模様がたくさん付いているだけの地味な蝶だ。翅の表側は、雄は黒地にやや青みがかった光沢があるが、雌は黒褐色のみで殆ど目立たないから、この画像に写っているのは雌のように見える。