今の山でお世話になるきっかけは、空き家探しで飛び込んだ家の方が地元の世話役に口をきいて下さったからです。
そのお孫さんが、大学を出た後農業に従事され3年が経ちました。
そのお孫さんが、ヤマイモづくりをされ、種芋をくださったのが我が家のヤマイモづくりのきっかけでした。
このヤマイモづくり、2度楽しめるのです。
1度目は、「むかご」。
丸い実が出来るのですが、これが美味しいのです。
お酒が飲めない私ですが、素揚げして塩をパラパラとしたものがつまみに最適です。
小粒のむかごをお米の中に混ぜ炊くと「むかごごはん」の出来上がり。
2度目は、このヤマイモさんです。
すりおろしてアツアツごはんにのせ酢醤油をかけ、一気にかき混ぜ食べる。
至福の時です。
畑は雨が降れば、グズグズ、天気になればカチカチの赤土。
作物にとっては、中々厳しい中での結果です。
どんなに過酷な所でもその場所で一生懸命生き抜く。
どんなに草が生えようと、人間のように戦争もせず、共存しながら。
自然の中には学ぶところが沢山あります。