山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

おもいやり

2015年09月24日 | 農業
いよいよ稲刈り開始です。

小さい子も田んぼに入っていきます。

最初は、先日の雨でドロドロになっているため、長靴を履いていました。

しかし、子供用名が靴は短く、埋まると抜け出せなくなってしまいます。

あっちもこっちも抜けなくなって悪戦苦闘しています。

誰からと言うことではなかったのですが、「長靴は脱いだ方が楽。」とにぬぎ始めました。



最初は、「気持ち悪い。」と言う子もいましたが、「冷やっこくて気持ちがいい。」とか「ヌルッと面白い。」などと言いながら刈り取っていきます。

我がグループの幼稚園組も頑張っています。

もう3年目に年長さんは、刈るのが早い!早い!

リーダーが頑張ってくくっていきますが、3人の幼稚園組が頑張って刈るので大忙しです。

そのうちに、「やっぱしヌルッとして気持ち悪い。私運ぶ係になる。」と女の子。

そうしたら、「リーダーも刈っていいかな?」と言うと、みんな「いいよ。」の答えが返ってきました。

みんなそれぞれやりたい役割をこなし、楽しい稲刈りはあっという間に時間が過ぎました。

他のグループもどんどん刈っています。



よく見ると、ヘビのように曲がりくねりながら刈っているようです。

子どもたちは、楽しみ方を知っているようです。

あっぱれ!


お昼の昼食もリーダーの掛け声で、グループごとに集まり準備を始めます。

その時、リーダーと年長さんの男の子が、「カレーを持って来てあげるから、女の子は座って待っといて。」と一言。

「このくらいでいい?」とお皿にご飯をよそい量の確認。

男の子達、中々のゼントルルマンです。

ちょっとした思いやり、常日頃からの積み重ねのせいかでしょうか。