ずっと以前に購入してあった。今日、2016年元旦に読む。今年は近代日本史に「非戦」を探らんとす。
堺は社会主義者なり。しかしこの自伝にはそこまでは書かれて居らず。堺は豊前に生まる。士族の子なり。貧乏士族出身のひとりであるが、維新期の士族の子弟に見られる如く、彼らに教育を受けさせるべく家族縁者らが大いに奮闘せり。「立身出世」こそが目的なりき。
堺も上京し、第一高等中学校に進学するも、ほどなく酒色に溺れ、カネというカネをつぎ込み、ついに放校となりき。かくて田舎に帰りしも、維新後の貧乏士族の面々は田舎に生き続けられず、家族共々大阪に出る。
そこでまず教員となりき。しかし酒色は堺を離さざりき。かくて教員をやめ、雑文家となり、さらに兄の助力も得て新聞記者へ。しかして酒色は彼から離れることなく、また人間関係などで次々と社を変え、福岡、大阪を変転し、新聞記者をやめ毛利家の編輯所に入り、何と『防長回天史』編纂に関わる。この頃には結婚し放蕩からも脱し、その後『万朝報』に入る。
この自伝は、ここまで。ここまでは社会主義の「社」の字もなく、無鉄砲な自由人でしかない。この後については、他書に依存せざるを得ない。
この放蕩まみれの堺、その後の思想の変化を追わなければならぬ。
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さて、堺の書いた本は、アマゾンのKindle版にかなりアップされている(ということは「青空文庫」にあるということ)、その他『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』という本は一度読んだが、その後人にあげてしまった。もう一度買わなければ・・・
近代の思想家を追うことが、今年の課題である。
堺は社会主義者なり。しかしこの自伝にはそこまでは書かれて居らず。堺は豊前に生まる。士族の子なり。貧乏士族出身のひとりであるが、維新期の士族の子弟に見られる如く、彼らに教育を受けさせるべく家族縁者らが大いに奮闘せり。「立身出世」こそが目的なりき。
堺も上京し、第一高等中学校に進学するも、ほどなく酒色に溺れ、カネというカネをつぎ込み、ついに放校となりき。かくて田舎に帰りしも、維新後の貧乏士族の面々は田舎に生き続けられず、家族共々大阪に出る。
そこでまず教員となりき。しかし酒色は堺を離さざりき。かくて教員をやめ、雑文家となり、さらに兄の助力も得て新聞記者へ。しかして酒色は彼から離れることなく、また人間関係などで次々と社を変え、福岡、大阪を変転し、新聞記者をやめ毛利家の編輯所に入り、何と『防長回天史』編纂に関わる。この頃には結婚し放蕩からも脱し、その後『万朝報』に入る。
この自伝は、ここまで。ここまでは社会主義の「社」の字もなく、無鉄砲な自由人でしかない。この後については、他書に依存せざるを得ない。
この放蕩まみれの堺、その後の思想の変化を追わなければならぬ。
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さて、堺の書いた本は、アマゾンのKindle版にかなりアップされている(ということは「青空文庫」にあるということ)、その他『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』という本は一度読んだが、その後人にあげてしまった。もう一度買わなければ・・・
近代の思想家を追うことが、今年の課題である。