昨日書庫から、明治文学全集のうち、『明治社会主義文学集』の一、二をもってきた。日本近代に於ける「非戦」、「小国主義」について跡づけていこうという魂胆だ。
今日、『パンとペン』の文庫本が届けられた。この本は買って読んであったのだが、某にあげてしまった。某は読んでいるのかしらん。堺利彦など明治の社会主義者について勉強する一環である。その延長線上に、大杉栄、伊藤野枝を視野に入れている。ぱる出版から今発売されているもっとも新しい『大杉栄全集』を購入している関係で、この全集を活かさないわけにはいかないからだ。今秋の講座でも、大杉を取り上げるつもりだ。
さて、『パンとペン』とともに届けられたのが、『現代思想』臨時増刊号、特集は「パリ襲撃事件 新しい〈戦争〉の行方」である。鵜飼哲、板垣雄三の二氏の論文を読んだだけだが、これは買いである。世界の動きに関心を抱いている人士はこれを読まなければならない。1400円+悪税である。
昨秋からの「戦争法」に関しても、安倍政権など日本国内だけの視点、あるいは日米関係の視点からだけではなく、まさに世界史的視点から考えていくための材料が記されている。
世界は動いている、その世界をどう了解するのか、現在の情勢は、世界との複雑な連関の下にある。その一端に触れることができる本だ。
今日、『パンとペン』の文庫本が届けられた。この本は買って読んであったのだが、某にあげてしまった。某は読んでいるのかしらん。堺利彦など明治の社会主義者について勉強する一環である。その延長線上に、大杉栄、伊藤野枝を視野に入れている。ぱる出版から今発売されているもっとも新しい『大杉栄全集』を購入している関係で、この全集を活かさないわけにはいかないからだ。今秋の講座でも、大杉を取り上げるつもりだ。
さて、『パンとペン』とともに届けられたのが、『現代思想』臨時増刊号、特集は「パリ襲撃事件 新しい〈戦争〉の行方」である。鵜飼哲、板垣雄三の二氏の論文を読んだだけだが、これは買いである。世界の動きに関心を抱いている人士はこれを読まなければならない。1400円+悪税である。
昨秋からの「戦争法」に関しても、安倍政権など日本国内だけの視点、あるいは日米関係の視点からだけではなく、まさに世界史的視点から考えていくための材料が記されている。
世界は動いている、その世界をどう了解するのか、現在の情勢は、世界との複雑な連関の下にある。その一端に触れることができる本だ。