浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

子羊学園

2018-10-17 14:26:41 | その他
 社会福祉法人子羊学園が毎月発行している「つのぶえ」が届いた。

 子羊学園は、知的障がいの子どもの施設として、地域の福祉に大いに貢献してきた。創設したのは、キリスト教徒の山浦俊治・明子夫妻であった。私も20代の頃訪問し、山浦さんのお話を聞いたことがある。本当に頭が下がる事業であると思った。

 私はその後も、支援というほどのこともないような支援をしてきたが、そのためか、「つのぶえ」を毎月送っていただいているのだが、その内容には教えられることが多い。

 少子高齢化。

 障がいをもった子どもたちのケアのためには、人手が絶対的に必要である。障がいはひとりひとり異なっているから、そういう子どもたちに対応できるのは人間しかいない。

 「昨今、少子化により福祉を支える若者が急激に減ってい」るために、事業を拡大しようとしても絶対的な人材不足でそれができないという。また「重症児者は増加」しているという。私も月一回そうした施設でボランティアをしているが、増えているような気がしていた。

 障がいをもった子どもたちの親が助けてほしいと願っても、それが出来ない現実がある。

 いずれは「国外からの労働力に頼らざるを得ない」だろうと、ここには記されている。

 子羊学園に関わる人々にはキリスト者が多い。「すべての人が意味ある存在として命を与えられた」、「私たちは、重い障がいがありながら、あるがままに精一杯生きている姿に出会おうとき、この人にも神が命をお与えくださり、守っておられると感じるのです」。こうした精神で障がいを持った子どもたちに接する関係者には、ほんとうに頭が下がる。障がいをもった子どもたちは、神の小羊なのである。

 

 
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消費税10%

2018-10-17 07:18:30 | その他
 しかしねえ、いったいなんで消費税を?政府は今まで消費税、いつでも社会保障にあてるといってきたが、それは噓であった。要するに、所得税、企業減税の、その補填の役割を果たしてきたのだ。要するに格差拡大政策によるマイナスの補填。

 Twitterのこの数字。しっかり見とかないと。

1989年税収:54.9兆円  所得税:21.4兆円  法人税:19兆円  消費税:3.3兆円

2016年税収:55.5兆円  所得税:17.6兆円  法人税:10.3兆円  消費税:17.2兆円

 そしてトランプ政権への過度な軍需品購入(たとえばイージス・アショアなど)、あるいは諸外国へのカネの散布。

 山本太郎参議院議員が言うように、その一方で社会保障費をひたすら削減してきた。

 日本国民は、いい加減に気付くべき。明日は、こういう話しを某所でやる。
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