横浜駅周辺で飲むことはあまりないのですが、少し前から気になっていたお店「汁いち」に行ってきました。昆布出汁と薄口醬油のあっさりとした京風おでん(上の写真は、店おまかせの7種盛り)をメインに、気になる創作和食が沢山ありました。夏は冷やしおでんもあるようです。
まず驚いたのは、お通しの枝豆。ほんのりとワサビの味がし、豆に旨味とコクがあります。
料理を待つ間、ビールに合うものを。自家製チェダーチーズのせんべい。
鰤のなめろう。鰹は食べたことがありますが、鰤のなめろうは初めてです。これは日本酒が欲しくなる味。
ということで日本酒を。こちらは限定三本の凍結みぞれ酒。お酒をゆっくり冷やすと、本来凍るはずの温度でも液体のままであることがあります。その状態で注ぐと、注いだ衝撃により日本酒が凍ります。この「過冷却」と呼ばれる現象を利用した、夏にぴったりのお酒です。
ぼんじりの黒胡椒焼き。
こちらは地鶏のつくねチーズ焼きです。つくねにチーズがのっているのは初めてです。
さらに地鶏の黒七味醤油焼き。
何とこれは京風出汁と鰹節でさっぱりと食べられる、豚カツのおでん。出汁をたっぷりとしみ込ませていただきます。
メインは気になっていた嬉々豚のおでん出汁しゃぶしゃぶ。群馬県のブランド豚、「嬉々豚」をおでんの出汁でしゃぶしゃぶにしていただきます。しっかりとした旨味の豚肉に、締めのうどんも最高。食べ終わった後もなお出汁まで飲み尽くしたくなります。
まだまだ気になるメニューが沢山、またお邪魔したいと思います。
汁いち 横浜店
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-13-11
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした