窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

地元にできた本格ナポリピザのお店ーエルコリーノ横濱(南太田)

2021年05月11日 | 食べ歩きデータベース


 今年3月、地元にオープンした本格ナポリピザのお店、「エルコリーノ横濱」。京浜急行線南太田駅近くの富士スーパーと、僕が産まれたところでもある佐藤病院に挟まれた、以前お蕎麦屋さんだったところです。



 店内には薪を使って焼き上げる銅製の窯があります。窯で焼くところを目の前にしながら待つのも楽しみ。



 焼き上がるまで、「本日の野菜の窯焼き~バーニャカウダソース~」で待ちます。ちょうど旬の新玉ねぎや春キャベツなどをシンプルに焼いたもの。野菜のコクと旨味、焼いたスモーキーな香りが素晴らしい。今は無くなってしまいましたが、以前よく通った宮元町の「Verdura trattria Marc」でも野菜のオーブン焼きは必ず頼んでいました。

 初めに出てきたのは、冒頭写真のマルゲリータ。Wikipediaによれば、イタリア政府の指定するナポリピザとは、マルゲリータ、マリナーラ、マルゲリータ・エクストラの三種なのだそうで、いずれも好きなものばかり。個人的には特にマリナーラが好きですが、今回はチーズがないのが寂しい気がして、マルゲリータにしました。ナポリピザは直径35㎝以下ということなので、1人でも2、3枚いけると思います。ふっくらと厚い耳がありますが、生地自体は薄く、クリスピーな表面と重すぎない中のもっちりとした感じが、食べ応えの割に量が行けそうに感じます。何より、焼き立ての香りが良いですね。



 続いておすすめメニューにあった、「ピッポ」。トリュフペースト、ゴルゴンゾーラ、リコッタ、モッツアレラのピザです。これにゴルゴンゾーラやトリュフと相性の良いハチミツをかけて食べます。トリュフと薪の香りが相俟って、森の中でピザを焼いて食べているような、不思議な感じがしました。ここでふと思い出したのが、以前ご紹介したセンター北の「Ghibli」で出た、「海苔の佃煮のピザ」。あちらはより海苔が前面に出てきていましたが。



 最後は、イタリアンで定番のように頼んでいる気がする、クアトロ・フロマッジ。先ほどのピッポと似た系統のピザを選んでしまいましたが、ハチミツをかけていないので、甘くないバージョンだと思えば。トリュフペーストがない分、ゴルゴンゾーラの香りとピリッとした舌を突く感じがより強く出ます。



 デザートは、ナポリの豆で淹れたエスプレッソをバニラアイスにかけて食べる、アッフォガート。エスプレッソが非常に濃い分、バニラアイスとの相性がとても良かったです。

 他にもまだピザがありますので、またの機会に。

Ercolino Yokohama



神奈川県横浜市南区南太田1-11-13



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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