ナカノ株式会社事業本部から1分とかからない、すでにこのブログでご紹介した、「万平食堂」、「オステリア小川製麺所」のさらに並びに昔からある、だからこそ盲点だった居酒屋さんです。「灯台下暗し」とはこのこと。
ウナギの寝床のような狭い店内、そしてそこにびっしりと張り巡らされた品書きの数々は、まさに昭和の居酒屋。メニューのひとつひとつは、取り立てて珍しいものではないのですが、それがどれも美味しく、またこの歳になると、こういう雰囲気が落ち着きます。ここの生まれということもあるのかもしれません。イメージで言うと、大井町の「野焼」に似ていますが、そちらの方は店内が広くガヤガヤとしていたのに比べ、こちらはより落ち着いて飲むことができます。
とりわけ元魚屋さんだったというご主人、お刺身を始めとする海鮮系は逸品です。この日は一人で切り盛りされていて、本当にお忙しそうでした。
白子ポン酢もこの通り。
懐かしい鯨の刺身も昭和感を誘います。
以降、揚げ物が続きますが、揚げたての天ぷら、フライも本当に美味しかったです。しめじと獅子唐の天ぷら。
つまみにによい、とり皮揚げ。
今年は水温が高く、牡蠣が小ぶりだと聞きますが、このカキフライは大きかったです。
最後は、アスパラガスの天ぷら。ご一緒した方のチョイスですが、良い好みだと思いました。
だいご
神奈川県横浜市南区二葉町4-29-29
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした