12月5日、日本でもだいぶ認知されるようになった、シンガポールチキンライスの名店「威南記海南鶏飯」の日本本店に行ってきました。
広々としたガラス張りのお店は、本当にシンガポールやマレーシアで見かける「ちょっといいお店」の雰囲気です。料理も本場らしさを大切にしつつ、日本人好みに合うよう、ちょっとアレンジしているのかなと思いました。
初めに、「タコとパクチーのサラダ」。日本で食べるパクチーは香りの薄いものが多いと感じますが、これは強烈にパクチーの自己主張が感じられました。タコも新鮮で柔らかく、美味しいです。
「きのこのオムレツ」。これも台湾から東南アジアにかけて屋台でよく見るオムレツです。
今回、敢えてチキンライスは頼まず、代わりに「ローストチキン」と「スチームチキン」を半羽ずつ頼みました。味付けは薄いので、好みに合わせてテーブルにある調味料で調整します。
「牛肉の黒胡椒炒め」。
チキンライスにしなかったのは、この「フィッシュヘッドカリー」があるから。フィッシュヘッドカリーはシンガポールや隣のマレーシアでポピュラーな料理です。鯛のお頭が入っていたのは日本的でしたが、ココナッツミルクベースの後引く辛さのカレーが、長粒の香り米ととてもよく合います。これを一番食べたのではないかと思います。
これも結構ポピュラーですね。揚げ豆腐のあんかけ、「鉄板豆腐」。
最後は「BBQ&ローストポークヌードル」。「麺仔」というちぢれた細麺と甘いタレが東南アジアらしい。
威南記海南鶏飯 日本本店
東京都港区芝浦3-4-1 田町グランパーク1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした