5年前に初めてお邪魔した、お料理に合う当意即妙の日本酒と締めのお蕎麦がたまらない「花津月」さん。その後、何度かお邪魔し、今回12月17日が久しぶりでしたが、何と今月末を以て27年の歴史に幕を下ろされるとのこと。青天の霹靂であり、何とも名残惜しい。27年前と言えば、僕が新社会人になった1997年。
みな、おじさんになるわけで…。
さて、この日は最後ということで、元は裏メニューだったという「蟹しゃぶ」がテーマでした。寒い夜に、しっかりとした出汁とたっぷりの野菜で、本当に温まりました。
その他の料理は、下のフォトチャンネルにまとめましたので、ご覧ください。
ご主人が27年打ち続けたお蕎麦もこれが最後。みな、蕎麦が無くなるまでお代わりしていました。
お酒はいつものように、お料理に合うもの、そして口の中で起承転結が際立つような順番で出てきました。しかし、実はこの日僕はお酒を飲んでいないので、銘柄をご紹介していきます(最後の「黒龍」の写真は撮り忘れてしまいました)。最後の寂しさもあり、皆さんいつもより酔ったようでした。最初は、会津の「天明 中取り壱号 純米生酒」から。
静岡の「開運 純米 無濾過 生原酒」。
茨城の「森嶋 純米大吟醸 雄町」。ワインのようなおしゃれなボトル。
新潟の「鶴齢 純米 しぼりたて」。このブログでもたびたび登場する「鶴齢」。
YMSのお米のスペシャリスト、芦垣さんがお勧めする福島の「廣戸川 純米にごり生酒」。
福岡の「田中六五(ろくじゅうご) 生」。
最後は涙で写真がぼやけてしまいましたが、名前の通り兵庫の「奥播磨 純米 しぼりたて 生」のご紹介です。
長い間、お疲れさまでした!お世話になりました。
そば酒房 花津月
神奈川県横浜市中区山下町74-6 ロクマルビル 1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした