9月11日、実に12年振りの台湾。初日の晩に街でよく見かける羊肉鍋の店に行ってきました。台湾にいるとずっと中華になってしまう恐れがあったので、初日から毛色を変えてみた次第。
肉屋に併設された、バックヤードを改装したかような店舗。到着したのは日曜の夕方6時でしたが、早くもお客さんで賑わっていました。
こちらがメインの羊肉鍋。古の遊牧民の料理をそのまま持ってきたかのような、素朴かつ豪快な鍋です。一緒についてくるレタスに煮た羊肉を巻いて食べるらしいのですが、説明される前にレタスも煮てしまいました。骨付きの羊肉は脂身が少なく、さっぱりとしています。その他のメニューも全般的に薄味でしたので、僕は豆板醤を多用しました。
サイドメニューも羊づくし。まずは、羊肉沙茶醤炒め。沙茶醤(サーチャージャン)というのは、蝦醤、ヤシの実、五香粉、砂糖などをピーナッツ油で炒めた、マレーシア由来の調味料のことで、台湾ではポピュラーなようです。
羊モツ炒めに、羊胃袋炒め。いずれにしても羊の内蔵。
台湾胡麻油素麺。その名の通り、素麺を胡麻油で和えたものですが、思ったよりも油がしつこくなく、むしろ味が薄く醤油を足して食べました。
強烈だったのは、羊睾丸台湾胡麻油炒め。睾丸のみならず陰嚢も一緒に。これは少々厳しかったです…。
今回は頼みませんでしたが、羊肉鍋のスープに素麺を加えた単品の麺もありました。
羊の好き嫌いにより賛否が分かれましたが、いずれにせよ一緒に行ったメンバーに強烈な印象を残した、岡山羊肉壚でした。
岡山羊肉壚
台北市遼寧街201巷2號
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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